北関東の石造物⑫:来迎寺宝塔・宝篋印塔群(長野氏の墓所)

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名称:来迎寺宝塔・宝篋印塔群

伝承など:長野氏墓所

所在地:群馬県高崎市浜川町 来迎寺


浜川の来迎寺の創建は鎌倉時代後期と伝わり、周辺は長野氏の浜川館があった場所と言う。

後に箕輪城主となり、西上州の旗頭的戦国武将として知られる長野業政を輩出した長野氏であるが、来迎時にはそれ以前の南北朝時代から室町時代にかけての当主や一族の墓所とされる石塔群が残されている。

墓所は宝塔や宝篋印塔で構成され、大小三十基を超える石塔があり、中には至徳元年、応永九年、永享十一年、寛正四年、明応九年などの在銘塔もあるが、長野氏滅亡後に打ち捨てられていたもの組み直した乱積みで、いづれの石塔も当時の状態ではない。


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