神奈川県内の石造物⑮:久成寺宝塔(長尾氏の墓)

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名称:久成寺宝塔

伝承など:長尾定景一族の墓

所在地:神奈川県鎌倉市植木 久成寺


鎌倉の久成寺は戦国時代の開基で比較的新しい寺院であるが、徳川家康から寺領を与えられたと言う格式を持つ。

境内には長尾定景一族の墓と称される石塔群があり、その中には戦国時代の宝塔が数基含まれている。

長尾定景は鎌倉時代前期の武将で、三浦義村の命で源実朝を暗殺した公暁を討ち取った人物であり、その子孫には越後長尾氏から出た上杉謙信もいるが、石塔の年代と定景の時代とは合致せず、強いて関連を求めるなら長尾氏の子孫が造立した石塔であろうか。

鎌倉や横浜など神奈川県内の各地では、戦国時代に小型の宝塔が多く造立されているが、この久成寺の宝塔もそうした戦国期の宝塔の典型的な特徴を持つ石塔である。


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神奈川県内の石造物

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