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雲ノ平縦走 2019/8/16-19【DAY2】

二日目。夜明け前だけど、天気はどんより。まあ、台風は去ったし予報晴れだしということで、まず薬師沢小屋に向けて出発。地味ーな木道歩き。歩きやすいような、でも歩幅やテンポが難しい。夜露で濡れてるし。そして体力は余っているはずなのに、どうにも調子が出ない。なんというか、頭がぼーっとしているというか集中力が無い。きりっとしないので、なんかが危ない。

グダグダ歩くうちに、薬師沢小屋到着。朝ごはん食べて、荷物整理して出発。大東新道、5時間半ってなってる・・・

吊橋を渡って出発。慎重そうに歩いている写真で分かるように絶妙に怖い

最初は河原歩き。やっぱり調子が上がらない。徐々に遅れだす。濡れてキレ落ちた岩場がいくつかある。少し怖い。

A沢に到着。急登を上がっていく。少しだけ先行する仲間に追いつく(心配して待っててくれた)けど、また遅れだす。急登マジきつい。すげー晴れてきたし。

ここから、E沢まで半ブッシュの中を急登・急降の繰り返し。暑い・きつい、どんどん遅れる。そして、どうにも鈍い理由がいまさら分かった。

サコッシュ超邪魔!!!

普段サコッシュはしない。が今回、バス移動で荷物を預けるので、車内にちょっとした荷物を持ち込むためにサコッシュ持ってきてたんだけど、これいらない。邪魔だ。

E沢を超えて、高天原峠に。ロゴかわいい。

ここから少し木道ゾーンがあって、ようやく開けた湿地帯に。もう少し。

へとへとになって高天原山荘に到着。結果、コースタイム5時間半のところ3時間だった。けど、先行はその30分前に着いててすっかりリラックスしている。くそー。

余裕な奴らに見下される

とりあえず汗だくなので荷物置いて乾かす。山荘にチェックインしようとするが、まだ時間が早く、とりあえず温泉でも入ってきてと言われる。

ということで、LUNAサンダル履いて、20分歩いて河原沿いの露天風呂へ。

到着。すげー。もう最高。あまりにオープンな環境で、「脱ぐの?」って一瞬躊躇するが、一緒に到着したトレランの人が脱ぎだしたのに釣られて全裸に。

最高に気持ちいい。風呂⇔キンキンに冷えた川の交互浴でととのう。

とかやってたら友達が岩場で足を切る。アホか・・・・

上から、ソロの男性が降りてきて、一緒に風呂に入る。

怪我した友達のために絆創膏をおねだりする。すいませんすいません。
テンション上がりすぎてひどい写真をとる。ここにはとりあえず空絵でどうか。

露天風呂たっぷり楽しんで、山荘に戻って昼ごはん&ビール。最高。

時間を持て余す。ビール飲み続けるのもなーと思って、ストロングゼロにチェンジ。初めてのんだけど、うまいというか、やばいなこれ。という。

山荘の縁側でボーッとする。最高。
展望台に行って、湿地帯全体を眺める。最高。

山荘の布団でごろ寝しながら「黒部の山賊」を読む。大東新道の成り立ちの話や埋蔵金など最高に面白い。最高。

夕飯。ご飯いっぱい。小茄子の辛味漬物や高菜の炒めものとか最高。

山荘2階の縁側で明日いよいよ踏み込む雲ノ平の方を眺めながら晩酌。最高。


酒飲みながら昼に撮ったひどすぎる写真を見て、再度爆笑。腹痛い。しかし小屋泊ってホント楽だ。

夕暮れ時。再度温泉に。徐々に暗くなっていく中、再度温泉⇔川で交互浴。月もなく満天の星空の下、仲間以外誰もいない闇の中でそんな事を延々やってたら、宇宙。

あっという間の2時間越堪能して、山荘に戻る。途中、小屋番さんとすれ違う。毎日あんな風呂入っているのかーもうそれだけで素晴らしい人生だなあー

戻ったら、足怪我して山荘に残った仲間が心配してたらしく、出てきた。

布団に戻って、一瞬ビビる。ドア開けっ放しw これで寝るのw?
ワイルドすぎて笑いながら寝る。

夜中。少し寒い。掛け布団をきちんとかけて熟睡。

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