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水戸 お話し会運営委員会総会

水戸 お話し会運営委員会総会

令和元年 「水戸在宅医療と介護のお話会」運営委員会総会へ出席する 。

水戸在宅ネットワークが任意で行っている地域活動は、丸5年が経過した。

地域の安心を、多職種と住民が協働でつくり、暮らしの一部として着地した全国的にみても特筆的な活動である。

これまでの経過は、

①多職種の顔が見える関係づくり
②情報交換会から地域実践
③行政、メディアとの連携
④定期地域活動、ファンづくり
⑤住民会の発足

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映画ケアニンを鑑賞して在宅医療・介護・看取りを語る会

映画ケアニンを鑑賞して在宅医療・介護・看取りを語る会

映画ケアニンを鑑賞して在宅医療・介護・看取りを語る会が水戸市で行われた。

映画を共通言語にしながら、自分自身及び地域と向き合う場。通常行われている"お話し会"が土台にあるが、今回は軸足を専門職に置き、ケアニンスタイルでの進行。

映画では主人公の若者が、なんとなく仕事として選んだ介護職であったが、徐々に職業意識が芽生えていくプロセスが描かれている。

それに倣い、住民が聞く側、専門職が話す側

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「どうありたいか」を家族・仲間で共有する。

「どうありたいか」を家族・仲間で共有する。

水戸の「在宅医療介護のお話会」は当初「コミュニティと在宅医療のお話会」という名前でスタートした。専門職から地域コミュニティに向け「ご一緒できれば」と、呼びかけのスタンスからであった。

そこには在宅医療の話を入り口に、コミュニティの不可欠な存在となり寄り添うことができればとの思いもあった。

しかし、「コミュニティの話をしに来たのだが、、」「在宅医療の話ばかりだ」と勘違いされ、表現的に分かりづらか

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ご自身が「どうありたいのか」に気づき、実現できるよう支援する地域包括ケアが"水戸"にある。

ご自身が「どうありたいのか」に気づき、実現できるよう支援する地域包括ケアが"水戸"にある。

5月18日、水戸在宅医療介護のお話会 住民総会が行われた。水戸の民間(住民&専門職)による活動は6年目に入った。

この活動は、多職種による水戸在宅ケアネットワークが発足され、「顔が見える関係づくり」を目的とした勉強会、情報交換会から始まった。

他の事業所、職域のメンバーを知り、知識、情報を共有することは大切で、地域に根付く歩みを続けてきた。

しかし、包括的に地域と向き合うには、専門職だけでの

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水戸在宅ケアネットワーク総会・市民講座

水戸在宅ケアネットワーク総会・市民講座

日時:
令和元年5月18日(土)
AM9:30ー12:30 (受付; 9:10〜)

おもな内容:

1.水戸在宅ケアネットワーク住民会総会

2.メインテーマ「それって本当に大丈夫?」

〜自宅療養で上手に使う介護サービスと相談相手〜専門職がリアル職種で実例を演じる「あなたの相談相手は?」       

3.その他
   参加費:無料 お弁当付(会食交流あり)
  会場:あかつきホール

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民間主導 行政支援 メディア広報 編み込む言葉はコミュニティ

民間主導 行政支援 メディア広報 編み込む言葉はコミュニティ

『茨城放送 ミツコdeリラックス 』
水戸在宅ケアネットワーク住民会 吉羽文男会長がご出演されました!

茨城放送さんは、茨城県全県エリアの放送ですが、水戸市内での活動にもかかわらず、どの地域でも身近なこととして、4年前に水戸在宅ケアネットワークのコーナーを作ってくださり、多くの活動、専門職紹介のアナウンスをしていただいております。そして、本日は住民会会長のご紹介。

専門職と住民の主体的な活

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水戸在宅医療・介護のお話会 第6回地域交流会

水戸在宅医療・介護のお話会 第6回地域交流会

2018年10月20日
第6回地域交流会

5年前、水戸市で生まれた民間主導行政支援型の「在宅医療・介護のお話会」は、専門職と住民が協力しながら着実に地域へ根を下ろしてきた。

日常生活の中に専門職が寄り添う関係づくりは、「先の不安を安心に変えていく」土台となり、地域に不可欠な文化となっていく。

元気なうちから自分がどうありたいのかを考え、話のできる場があることが、健康寿命を延ばしていく上でも大

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CCRC &スマートウェルネスシティ沖縄計画

CCRC &スマートウェルネスシティ沖縄計画

平成31年度(2020,3)中の開設に向け、沖縄本島の某地域で、CCRCとスマートウェルネスシティ構想を融合させた、未来型コミュニティづくりが進んでいる。

現在、"本気で"地域に向き合う人びと(民間企業)の思いを具現化する事業の構想策定をサポートしている。民間での本内容の推進は、沖縄初となる。

社会ニーズの顕在化をはかり、潜在的に地域が持っている力を、新しい視点で編み込むことは、課題解決のみな

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企業も地域の中のコミュニティメンバー

企業も地域の中のコミュニティメンバー

企業ではよく定年を迎える少し前に、個人の生き方考え、地域のつながりの必要性を意識させる会が開かれたりする。

企業によっては、定年を区切りに、社員との関係性がゼロになるところもある。
社会に対応し、定年の延長、再雇用による関係性の延伸を行う企業も増えてきたが、状況は複雑である。

今日の会も、地域、元気、コミュニケーションをテーマに、定年前後の該当者向けであったが、内容は住民さん向けの話と基本的に

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地域包括的なインパクト

地域包括的なインパクト

水戸在宅ケアネットワーク主催【多職種が地域で輝くコミュニティデザイン講座6回シリーズ】も5回目。知識から意識へ。

インパクト。それは、主体性を発揮することに尽きる。これまでを振り返ながらも、いかに自分事で、向き合う体制を整えれるかの瞬発力。
よく言う”メチャぶり”のMAX状態に、身を置く事で見えてくる。

コミュニティは日常の中で育まれる関係性であり、地縁としての寄り合いである。
講座のグループ

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専門職の主体性が問われる時代

専門職の主体性が問われる時代

各地を歩いていて、専門職の主体性が問われる時代となってきたように感じる。

地域包括ケアシステムは、医療、福祉の在宅ケアを進め、病院は退院を促進し、病床を削減していく。予防を中心とする総合事業の展開は、住民の自助・互助の概念により費用をかけない方法が推進されている。また、AIの導入により専門職の働き方は大きく変わる。とりわけ、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、ケアマネージャー

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地域✖️専門職の会を科学する。

地域✖️専門職の会を科学する。

総合事業が始まり専門職が地域へ出向き、健康づくり、介護予防を行う機会が増えてきた。これまで病院、施設、事業所等から出て住民に向けた活動をすることがなかった専門職も、経験を生かしながらアプローチする力量が問われてきている。

これは、病院で医師の指示のもと患者さんの症状の回復に向き合うことと性格が違い、環境、参加者、場の雰囲気、他のメニューとの組み合わせ等を考慮しながら、且つ、集団に対しての予防啓発

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地域を楽しむ。

地域を楽しむ。

日本は広い。一口に地域と言えど、都市に近い地域から離島・山間部の僻地と言われる地域まで様々な空間がある。

流入は、自分の意思で移住することもあれば、辞令を受け転入することもある。個々の地域に向き合う熱量は自ずと違う。暮らし方、ものごとの捉え方も違う。伝え聞いていた情報と実際は違い、リズム、距離感がフィットしない人もいる。

相性があり、どちらが良い悪いではなく、縁がなかったと流したほうが良い。無

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包括ケア、在宅医療が地域に馴染む時

包括ケア、在宅医療が地域に馴染む時

水戸市の各地区で行われている在宅医療のお話会の拡大交流企画が行われた。多職種の民間事業者(水戸在宅ケアネットワーク)が中心となり専門職だけでなく住民の方々と一緒に行う各地区に相応しい包括ケアの意識づくり、実践活動も足かけ4年目となる。

多職種連携を深めていくことは必要なことであるが、地域の中での実践をすることで真価が問われる。専門職同士だけでなく住民と一緒に繰り返し話しをし、同じ地域のメンバ

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