マガジンのカバー画像

Community Health 2

87
運営しているクリエイター

記事一覧

コミュニティヘルスと保健センターのバージョンアップ

コミュニティヘルスと保健センターのバージョンアップ

久しぶりに保健会館に来た。ファサードが改修され、少しイメージチェンジされていた。

20数年前、研修会に何度か呼んでいただいた。
内容は「コミュニティヘルスと保健センターのバージョンアップ」
ちょうど20-30年スパンで向き合う必要性を話していた頃。

ここでの講義は毎月原稿5000字とリンクしていたのでよく覚えている。

もう一つ鮮明な記憶は、OHPを使った最後の講義を行った場所。

このあとか

もっとみる
文化度の高さ

文化度の高さ

JAZZの楽しみ方は自由。が、基本を全く知らない。

もし、少しでも知ることができたらもっと楽しいのでは、ということで和光大学の公開講座へ。『ジャズの楽しみ方〜世界のナベサダを語る〜』講義と演奏。

公開講座であるが、JAZZの好きな人ばかりなので開始前から空気があったまっている。講義構成も実直でありながらエンタティメント。別の意味でも学ぶこと多し。

しかし深い。あれだけ聴いていた渡辺貞夫メロデ

もっとみる
フロムゼロ

フロムゼロ

大相撲九州場所は、横綱照ノ富士の全勝優勝で終わった。圧勝である。
怪我で序二段まで番付を下げ 今年の初場所で大関返り咲き それに終わらず一気に横綱へ。
早い話だが、引退後は優れた親方になるのではなかろうか。
心技体、どんな状態からでも整えることができること。簡単ではない。

元横綱白鵬の間垣親方が今場所から相撲協会の仕事を一から始めている。
親方業でくぐる道とはいえ大横綱で過ごした期間が長かった分

もっとみる
まちづくりスタンスの振り返り

まちづくりスタンスの振り返り

ホスト役、開拓者、事務局、専門職、突破者

先日の講座で確認したリーダーシップの5つの側面

今、自分の住むまちで事務局にチャレンジしコンプリート

リーダーもフォロワーもやってきた

産学官民の連携では、官以外は経験した
(官の事業も多く実施し関わりは深い)

場所によっては余所者、若者、馬鹿者としても当てはまった

自治会長もやった 委員もやった   

落下傘部隊もやった ゲリラもやった

もっとみる
自転車による沖縄本島一周観光コンテンツの開発

自転車による沖縄本島一周観光コンテンツの開発

(header photo by octa)

内閣府 令和3年度新たな沖縄観光サービス創出事業にアライアンス5社による次の提案が採択されました。

「自転車の活用による滞在型沖縄観光戦略プランの推進」

自転車による沖縄本島一周観光コンテンツの開発

沖縄本島の自然、地域コミュニティ、健康を編みこむ新たなプロジェクトです。

アライアンス5社
一般社団法人 沖縄県サイクルツーリズム推進協会
沖縄

もっとみる
ツアー・オブ・ジャパン初観戦

ツアー・オブ・ジャパン初観戦

初の自転車ロードレース公式戦を観戦する
2021 ツアー・オブ・ジャパン 
第1ステージ富士山
わさび平前の絶好の位置

想像を絶する迫力、チームプレイだった
世界中のファンを魅了する訳である

富士スピードウェイ周辺を5周回って 本日のゴール富士山5合目まで走り抜ける
すざまじい

コロナ禍である中でも、声を出さず鳴り物だけで熱心に応援される方もいた

ここはオリンピックコースでもあり、富士小山

もっとみる
56歳〜65歳の10年

56歳〜65歳の10年

年齢を重ねるにつれ 生きる空間が狭まり
出会う人も 仕事のつながりも減っていく

56歳あたりから意識的に視点を広げ、動いておくことが肝要

気力、体力ともに じわりじわりと
まだ"できる筈"が できなくなっていく
めんどくさいと思ったらそこでストップ

反対に 一つできたら もう一つできる
これまでやってきたことを維持するのでは 客観的みると 狭まっている

新たなこと(分野)や再学習にチャレン

もっとみる
ヘルスコミュニティ新様式

ヘルスコミュニティ新様式

健康づくりの場、ヘルスコミュニティも新様式へ進化している。距離感は変わることなく、手法は変わっていく。

これまで培ってきた概念や実践空間の継続は、心理的な不安や、暮らしの中での優先度を下げる可能性がある。

コロナ禍の収束後、以前の空間に戻ることは考えず、withコロナのヘルスコミュニティ空間を創造することが肝要となる。

グクルの本棚は、蔵書、情報等を総入れ替えを行った。いわば"魂抜き"である

もっとみる
看板をつなげる

看板をつなげる

ヘルスコミュニティ グクルは14シーズン目に入る。
健康で豊かな人生に向けて、地域・元気・コミュニケーションをキーワードに場づくりのチャレンジを続けてきた。
当初、受益者負担の健康づくりシステムはなかなか理解されず、まずは来ていただくことからと、多くのトークライブ、講演会、ラジオ番組、新聞連載等、イベントとメディアからのアプローチを行った。
健康へ直結する食の提案として、カフェ、弁当づくりも工夫し

もっとみる
たらればなしのアプローチ

たらればなしのアプローチ

ハイブリッドとリモート

どちらにしても実践(フィールドワーク)のないコミュニティ論では、コロナ禍以前に話していたアプローチは、寡黙になりつつある

コロナ禍が落ち着いたら、、、
ワクチンが行き届くようになれば、、、
場が復活すれば、、
また集まってできるようになれば、、、

と、たらればの言い回しをしている自分に愕然とする

前はこうだったから、またいつか的な話は非現実的であり

コミュニティは

もっとみる
日本がばらばら

日本がばらばら

緊急事態宣言の発出後、全国の県市町村、地域が独自の対策、補償制度を出し始めた。

政府の対策がわかりづらく、対象は限られ、スピード感のない印象だったからと思われる。

平時において、特徴を活かした独自性は地域づくりにつながるが、現在のような有事において、補償の独自性は混乱の元になる可能性もある。リーダーシップのアピールに使われても困る。

自粛、自助ばかりを促し、公助の見えにくいあり方に閉塞感が漂

もっとみる
心の豊かさとリスクの一瞬

心の豊かさとリスクの一瞬

曇天の冷たい風が吹く中
デイサービスご一行のお出かけ

満開の桜の前での撮影
季節外れの雪が足元に残っている

たくさん着込み膝掛け毛布の重装備
マスクで表情はわからない

急いで撮影し、大急ぎで帰る

職員さんの、桜を見せてあげたい気持ちと体調を崩してもらいたくない気持ちの葛藤が見える

ましてグループでの移動によるコロナウィルス感染のリスク

不要不急をどう判断するのか
心の豊かさとリスクの一

もっとみる
健築学〜文脈を読み取り物語を創る

健築学〜文脈を読み取り物語を創る

一人ひとりに生き方がある。同様に建築にも生き方がある。
「ここにこんなものがあったらどうだろうか」と、考える人のイメージを汲み取り、具現化していくプロセスは、これから何十年とつながっていく物語を書くようなものである。

過去を知り、今を見つめ、未来を描く。どんな人が集い、誰が関わっていくのか。それによりどのような空間が考えられるのか、仮説をたててみる。舞台となる土地の歴史、しがらみを知っておく

もっとみる
懐かしい金華のまちづくり

懐かしい金華のまちづくり

唯一視るテレビ、大河ドラマ「麒麟がくる」で
美濃 稲葉山のCG(おそらく)がよく出てくる

20年前に関わった岐阜市の金華エリアがオーバーラップする

基本構想・基本設計をした「金華のまちの元気館」は玉井町(赤印あたり)に建設された

周辺地域に調和させた設計た意匠は、まちなみ条例を策定された地元のN設計研究室S氏と、侃侃諤々しながら、変形地に落とし込んだものだった

というよりも、設計の話ではな

もっとみる