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関原 宏昭
2019年6月29日 22:35
建築家 内田祥三との空想対話を続けている。築81年の歴史的建造物は、ついついディテール、デザインに気をとられてしまうが、何日も空間の中で過ごしていると、「先生、どうしてこのような構成なのですか?」と、無意識に聞いているような気持ちになる。もちろん、天国から答えてくださるわけがないのだが、「きみはどう思う?」「△◯◇の構成がベーシックにあるのではないでしょうか?」「うーむ、ではこれはど
2019年6月17日 09:47
内田祥三先生が編み込まれた建造空間の研究が続いている。関係資料に目を通しながら、実際の空間と対話をする。対話と言っても、わからない箇所を眺めながら、仮説を立て意味付けができるかどうかの繰り返しであるが。構造はともかくとして、意匠・デザインはじっくり観ていると何かしらの「私はこう思うのですが」のイメージが浮かんでくる。安藤忠雄氏は、設計図は言葉だと話された。ではリアルな空間は?おそ
2019年6月12日 05:33
旧公衆衛生院の復原工事についての基本的な考え方。文化遺産に関する世界的、歴史的文書に述べられてた主要な原則、理念性に基づいて、以下のことに注意。①建物の本質的価値の明確化②手を加える際の新旧の区別と可逆性(リバーシビリティ)③復原時の推測の排除④不可や改変など手を加える範囲を最小限に抑えることをインチベーション⑤オリジナル撤去の際は記録と保存を残すことに配慮こう考えると、