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けんこう屋4〜生真面目が故に

走ることを日課にされている常連Bさんがいらっしゃいます。健康そのものと言いたいところですが、少し窮屈な状況なのです。

走ることがBさんご自身のコントロールの範囲であれば良いのですが、他の人の生き方、走ることへの向き合い方が気になり、イライラされはじめるのです。と言っても誰かに注文つけたり、迷惑をかけるわけではないので問題はないのですが。

ただ、お話していても怒りモードになりがちで、毎回会話にならなくなります。ぼやきとも違い、本当にカチンときているのです。
仲間で一緒に走る時は笑顔で過ごされるのですが、そのあとが大変。

しかし、怒りモードが一山超えた頃には、ご自身の生き方やこれからのあり方を冷静に話され、また笑顔で過ごされます。

けんこう屋に来られる前は、特に調整の場がなかったようで、走れば走るほど体調がすぐれず、やめればもっと悪くなる悪循環だったようです。

ただ話せば良いというわけではありません。Bさんにとって心と体のバランス調整ができるポケットが必要だったのかもしれません。生真面目なのでしょうね。(因みに最近は穏やかです)

笑顔で元気、まいどあり〜


※けんこう屋は、筆者がこれまで関わらせていただいたカフェ、ホテル、保健福祉センター、シニアレジデンス、ヘルスコミュニティ、お話会、スポーツクラブなどの場づくりで出会った様子をまとめて描いた、コーヒーの香りがする元気なサロンです。


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