「note×しずかなインターネット」で言語化のサイクルが回り始めた話
noteを書きたくても、なんだか書き上げる前に筆が止まる。
ついSNS上で素晴らしい発信をしている人と比べて「あれを目指さなきゃ」と、勝手にハードルを上げてしまう。
そんな私が今年に入って、しずかなインターネットを使い始めました。
すると4ヶ月でnoteとしずかなインターネットで、あわせて19本。
「あれ読んだよ」と言ってもらったのがきっかけでお仕事をいただいたり、スキが300つくくらい届いたnoteの記事もできました。
こうしたnoteと併用して使うスタイルがとても性に合っていて、しばらく続けたいくらいお気に入りに。
「私みたいになかなか書けない人にも紹介したい」と、このnoteを書いています。
noteとしずかなインターネット、両方で書き始めた理由
1)noteの投稿のハードルが上がる自分
私がnoteを書きたい理由は、自分の頭の中を周囲に開くことでよいご縁を結びたいから。
こちらの編集者の今野さんのインタビュー記事の「等身大の自分との社会との接点を擬似的に味わう」の表現に、とても共感しています。
でも、日々誰かの心揺さぶるエッセイや目から鱗が落ちるナレッジの言語化を見るたび、楽しく読む一方で自然と肥えてしまっていってしまいます。
「ちゃんとしてるって見られたい」
「実はこれって的外れや不勉強なんじゃないか、もっと詳しい人にプークスクスされたら恥ずかしい」
そうやって見栄をはることで自分の「書く」へのハードルが爆上がりしてしまっていることに、課題を感じていました。
そんな時出会ったのが、しずかなインターネット。
2)しずかなインターネットの、広がりづらい安心感
しずかなインターネットは、noteのようにテキストや画像を入れて文章を投稿できるサービスです。
大きく違うのは、良い意味での広がらなさ。
誰かが読むかもしれないけれど、まったく誰も読まないかもしれない。
そんなちょうどよい塩梅の広がらなさに、完璧なもの、役にたつものを書かなくてもよい安心感やハードルの低さを感じています。
しずかなインターネットの使いはじめた
そうしてサービスを使い始めて、気がついたら3ヶ月間で17本書いていました。
書いているのは、こんな内容。
誰かとおしゃべりした時に「最近こんなことしてさー」と話題に出したくなる内容のような日記
noteに書くほどまだ思考が仕上がってはいないけど、仕事や暮らしのなかで思った「これは大事そうだ」という気づき
1つあたり30分以下で、ラフに書き散らかしています。
しずかなインターネットを始めてよかったこと
しずかなインターネットを使い始めて、こんな良いことが起きはじめました。
1)忘れたらもったいない日々の思考を、一時セーブできている
そのままだと消えていきそうな、頭に浮かんでくる泡のような思考のタネたち。
書くハードルが下がったぶん、ラフに書き留めることで忘れずにいられるようになりました。
それまではiPhoneのメモ帳機能を使っていましたが、仕事のメモと混在していたのも場所を分けられたのもよかったなぁ。
(メモ帳でカテゴリー分けするのは使いづらかった)
2)月のふりかえりの習慣がついた
去年の年末は、仕事に家庭にバタバタで年末の振り返りが出来なかった。
月ごとのふりかえりのnotionも、年始にやる気を出すものの、春で止まる。
そんな私でしたが、しずかなインターネットでは今のところ4ヶ月分続いていて、これからも続けられそうな感触がしています。
絶妙に「見られているかもしれない」ところの緊張感がよく、せっかく書き始めたものを止めるのがもったいなくなるのが良いのかもしれません。
3)近況報告がしやすくなった
久しぶりにメッセージする、あの人。
SNSにコメントくださったあの方。
お茶に誘ってみたい、あの人たち。
ご入金のお礼。
そんな時、ご連絡と一緒にその人と話したい話題のしずかなインターネットのURLを添えてメッセージを送っています。
4)知人に自分の思考を開示しやすくなった
その時のトーン次第ですが、知人と話している時「話してて思ったんだけど、実は私、こんなこと考えていて」と、スマホやiPadでしずかなインターネットを開く機会が増えてきました。
「わかるー!」
「これってどういうこと?」
「私の場合は…」
と、次の話の呼び水になって良いなと感じています。
5)noteも書きやすくなった
しずかなインターネットで書いたものをブラッシュアップしてnoteへ。
まずは一度書いてみる、のハードルが下がった結果、noteも書きやすくなりました。
この前書いた『クライアントになってみて分かった、声をかけられやすいフリーランスに必要な3つの「心配り」』はそれがきっかけで書き、スキを300ほどいただいたり、知人にも「あれ面白かった」と言ってもらえたりしました。
自分の「書くモード」をプラットフォームを分けることで切り替える
noteとしずかなインターネット。
おなじ個人のブログの投稿をあえてプラットフォームを分かることで
外とつながる言語化の場=note
自分とつながる言語化の場=しずかなインターネット
と、自分のモードを切り替えることが出来たのがよかったんじゃないかなと思います。
note運営者の皆さん、しずかなインターネット運営者のcatnoseさんに感謝の気持ち。ありがとうございます!これからも、書くぞー!
(私のウェブサイトのWordPressのテンプレートは、catnoseさんが作られたSANGOです!こちらもお世話になってます!)
読んでくださってありがとうございます。いただいたサポートは、インプットに活用します。