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CloudNative Days Tokyo 2020に参加した

2020/9/8, 9にオンラインで開催されたCloudNative Days Tokyo(CNDT)2020に参加した⎈

CloudNative Days Tokyoってなに

CloudNative Days はコミュニティ、企業、技術者が一堂に会し、クラウドネイティブムーブメントを牽引することを目的としたテックカンファレンスです。

クラウドネイティブとは、クラウドとかコンテナ技術を使って高速にスケーラブルなソフトウェア開発をしよう、みたいなかんじ(あやしい)。
ちゃんとした定義は↓を見て。

CNDTはクラウドネイティブ技術全般に関するカンファレンスってこと。

カンファレンス全体として、クラウドネイティブの基幹技術であるKubernetesに関するセッションが多く、その他にクラウドネイティブを進めるための組織論的な話とかがあった。

イベントのWebサイトは運営が自作していて、UIがシンプルでなかなか良かった。画面にあるボタンを押すと別セッションに切り替わる(結構早い)のが、TV見てるみたいな感覚だった。

お題に沿ったKubernetesのマニフェストを書いて答えるクイズみたいなコンテンツとか、オンラインホワイトボード上で議論する場とかが用意されてた。オンラインだけどかなり充実したコンテンツを準備してくれたな〜というかんじ。

セッション紹介

見たセッションをいくつか雑に紹介。
アーカイブ見れるやつも多いみたいなので、興味ある人はぜひ。

最新テクノロジーを導入・運用していく組織設計

コロプラの発表。

クラウドネイティブにしたくてしたというかんじでじゃなく、事業にフィットしたテクノロジを選択した結果、モダンなクラウドネイティブ環境になったらしい。

全部GCP(Google Cloud Platform)でやってる。


モノリスからクラウドネイティブへ - 設計思想の違いを知り乗り越える

サイボウズの発表。

Necoっていう基盤刷新プロジェクトの話😺

以下の3カ条からなる原則駆動開発(PDD)という方針を決めて開発していたというのが印象的だった。
* 宣言的
* 用途をソフトウェアで決める
* 全部テストする


Production-ready GKE

Google Cloudの発表。

GKE(Google Kubernetes Engine)の使い方紹介。

パブリッククラウドのマネージドKubernetesサービスは、他のクラウドサービス(GCPだとCloud SpannerとかBigQueryとか)との連携が容易なところも強みだな〜と思った。

ここ2ヶ月くらいのKubernetesの勉強のおかげで、話の内容をだいたい理解できたのが個人的に嬉しかった😭


感想

テックカンファレンスというものに参加するのがそもそも初めてだったけど結構面白かった。

僕自身まだKubernetesの勉強を始めて2ヶ月くらいなので、話についていけるか不安だったけど、初心者向けのセッションも多くて思ってた以上に理解できたし勉強になった。

各日、お昼の12時から19時前くらいまでセッションがあった。半日ずっとオンラインで動画を見続けるのは思ってたより疲れるな〜と感じた。

あと、アカデミックなカンファレンスと比較すると、良くも悪くも"企業"を感じるなあとは思った。登壇者のほとんどはソフトウェア開発の企業に所属する人たちで、導入の事例紹介やマネージドKubernetesなどの自社サービスを宣伝するのはまあ当然っちゃ当然だけど。

来年はオフラインで開催されてほしいな〜
登壇発表もしてみたいな〜

まずはKubernetesの勉強をがんばろう⎈


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