【大型免許取得への道:9-10-11】

仮免許の発行を受けてはじめての教習、いざ、路上デビュー。「じゃあ行ってみましょうか」、ということで今日まとめて3コマ予約を入れた1時間目、スタート。2速にコクっとギアを入れ、半クラッチ…何事もなくスルスルっと日野のトラックは走り、所外(ようするに公道)へ。

いままで所内は40km/hが最高速だったのが、路上では60km/hまで上がる。卒業検定のコースは3つあり、それぞれのコースを何度と走って慣れるようだ。

まずは1コース。
右左折しながら、時に路駐しているクルマを避けながらなどなど、普通車でやった路上教習と変わらぬような感じで進む。

1時間目は所内コース戻ってきてから例の牽引で苦しんでる方向転換(直角バック)を大型でということで「じゃあ入れてみて」と言われてスタート。12mのトラックなんだけど、これがすんなり入る。なんて簡単なんだ。思った通りに動く安心感。それに比べて牽引たるや…卒業検定いつだっけ?(汗)

それにしても空荷のトラックは道路の状態でポンポン跳ねるし、ハンドルも結構取られる。常にハンドルの修正を当ててる感じ。所内と路上じゃ全然違うねえ、という実感。

2時間目。同じく日野のトラックで2コース目。
これが妙にポンコツな30万キロを超えたトラックで(教習車で30万キロっていったい何人の教習生を乗せてきたのだろう)、クラッチもハンドルも、動かすとキュコキュコ盛大に音がする。なんじゃこれ。
キュコキュコ言わせながら、夕方で交通量の増えた道路をぐるぐる。駅前は送迎の路駐も増えて、右左と避けたりが増える。途中、救急車までやってきて道を譲るなど。混雑もあって、所内に戻って終了。

3時間目、今度は三菱ふそう。6万キロしか走ってない個体、しかもどうやらエアサスで、同じ空荷でも突き上げ感が違う。所内コースではそんなに感じかなかったけど、路上に出てみると運転のしやすさが断然違う。
こうなると最新の日野にも乗ってみたい。

エンジンスタートからすぐに路上に向かい、コースをぐるぐるっと回る。路上もだいぶ慣れた。所内に戻ってきてから今度は縦列駐車にトライ。これもスッと入れて「え?普段乗ってないの?なかなかやるねえ、乗ってるのかと思った、路上の運転もスムーズだし」いただきました。ありがとうございます(笑)

今日の注意点を振り返ると、
・気持ち左に寄りすぎ。今のままでも別段問題はないけど、今の時期は街路樹が生い茂っててミラー擦るので、もうちょっと右を走るといいかも。バサバサ当たってたので。
・路駐車両などを避ける時、ウインカーを出すのは的確だけど、戻すのが早い。動作完了後(車線に戻ってから)にウインカーを消すのが良い。’
(これ、なにかのせいにしちゃいけないんだけど、今どきのクルマってウインカーを軽く上げ下げすると3回点灯するとかそういう機能があって、あれの感覚でチカチカチカと3回程度やって戻してしまう癖に帰り道に気づいた)

そんなこんなで今日は3つハンコもらって終了。
お疲れ様でした。

追記:
教習所の普通車教習に脚の悪い若い男の子が来ていて(多分、生まれつき。足を引きずって歩いている)、時々僕とも教習の時間が被っていたので「見かける人」になっていた。多分、お互いに。で、その彼、今日が卒業検定っぽかった。

どうだったのかな?と所内を見回すと、どうやら今回は落ちてしまったようで、補習受けていた。補習の予約まで事前に入れていたらしいから、自信もなかったのかな。

いずれにしても「クルマ」という道具があれば脚が悪い彼にとって世界がどれだけ広がるのか!と思うと、心の底から「頑張れ!」って応援したくなる。はやく免許、取れますように!

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