叛通信Presents 太平記讀之會<説経節>試演3 山椒太夫より~安寿と厨子王丸の物語 演読 構成 演出:関根俊和

2022/08/23 太平記讀之會<説経節>試演3


山椒太夫より~安寿と厨子王丸の物語


演読 構成 演出:関根俊和


2001-11-1 埼玉県入間川安比奈親水公園内


<説経節>試演について 関根俊和
二十年前のことで恐縮だが、説経節・山椒大夫、その原文を抜粋再構成して、演讀した。ほぼ稽古の段階は終わり、公演寸前ではあったが、念のため、リハーサルとして、試演を繰り返した。万全なものに、つまり、全四段、約一時間読み切る体力と、気力を試した。したがって、観客はいない。だが、気持ち的には、公演の覚悟で臨んでいる。試演は、この後、十数回に及んだ。その中で、比較的見られるものを、ピックアップして動画処理した。順次、ユーチューブにアップするつもりである。最後には、とうとう全四段を読み切ったが、公演は健康上の理由などで、できなかった。この<説経節>演讀の顛末も、そのうち、何かに書くつもりである。


参考文書
<稽古日誌>より抜粋 関根俊和
2001年10月27日(土)風もない最高の秋晴れ。
七時起床、洗面、食事。説経節試演の用意。九時過ぎに出発。入間川平塚橋付近の土手にタープを張る。十一時過ぎから、断続的に、1,2,3,4段目前半を録音録画。1,2段目は気持ちよく読めた。3段目は大トチリがあったが持ち直して四段目前半まで突っ走る。声はよく出るようになったと思う。いや、むしろ台詞の強弱と高低の変化がつけられるようになった、ような気がする。爽快な気分で、試演を終える。二時半、撤収。三時半、帰宅。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?