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25歳女子、会社をはじめた理由

2017年4月5日、株式会社ismを設立しました。


Facebookのタイムラインに結婚報告が並びはじめる25歳、同じブラウザでビジネスSNSやスプレットシートと格闘する毎日を送っています。


25歳の女性で起業する体験って世の中では少数派だと思うので、会社をはじめた理由をまとめてみたいと思います。

こういう人もいるんだー、と少しでも誰かの為になれば。それでは、、、


好きなことを出来る自分でいたかった

私は20歳の誕生日に大学を中退しています。大学生活に問題があったわけではなく、友達と飲み会して旅行に行くようなリア充気味な日々。単位はほぼフル取得。

このまま、大学4年間を過ごして親が喜ぶような就職先に就職して、2年くらい働いたら彼氏と結婚するんだろうなー、と思っていました。


しかし、毎日に満足する一方で社会人の先輩の

大学生が一番楽しい

今のうちに遊んでおきなよ

という言葉に違和感を感じる気持ちもありました。


人生まだ長いのに、あと数年したら残り楽しくない人生が待っているの?と思うと憂鬱でした。


その年に東日本大震災が起き、テレビで流れる津波の映像を見て、さらに不安になります。


昨日まで当たり前だった生活がこんなに簡単になくなっちゃうんだ...!


大切な家族や友達に対して何も出来ず、会えなくなってしまうなんて耐えられない!という若さ故の情熱が大学を辞めるきっかけです。

自分で何もないところから何かを創っていけるようにならないと、という使命感から環境を捨てる選択をしました。

これがきっかけで、今の私がいるわけですが

人生どうせ過ごすなら生きてて良かったって思いたい。やりたいこともいっぱいある。いつなくなるかわからない毎日なら、好きな人と過ごせる自分でありたい。

という気持ちは5年前と変わらないと思います。

(注:結構大変なので、大学を辞めるのはあまりおすすめしません)


フリーランスから起業する

自分で生活したこともない20歳の女子が、初めて稼げたお金は月15万円。好きな仕事ができても、現実は辛いなーと感じたのを覚えています。

なんとか粘り強く頑張り、21歳で運良く師匠に出会い、美容の仕事でフリーランス生活を実現。キツかったですが自分で仕事を創るという第一歩を踏み出せたことがすごく嬉しかったです。

その後もどんなライフスタイルが合うのか探し続けた結果、アルバイト、派遣社員、契約社員、一般社員、管理職、大手企業、ベンチャー企業、フリーランス、そして起業家。20歳からの5年間でほぼ全ての働き方を経験しました。(笑)

年を重ねるごとに回せる予算も大きくなり、収入も増えました。

しかし、心の中では彷徨ってる感もあったし、実家に帰ろうかな、と何度も考えたり。

それでも、いろんなことにチャレンジし続けたのは、自分に合ったライフスタイル探しを諦められなかったから、だと思います。

そしてある程度自分のことは自分で出来るようになった今、意思を形にしていく意味で会社をつくりました。

ちなみにわたしは今まで一度も起業家や社長になりたい、と思ったことはありませんでした。

ismのコンセプトはわたしらしく

前述にもある通り、社会人になって5年間「女性として自分らしく生きるライフスタイル」を身をもって探していた気がします。

女性ってわがままな生き物で、

仕事も頑張りたいけど結婚もしたい。どうせなら好きな人と結婚したいし、子供も欲しい。キレイで居たいし、旅行も行きたいけどお金も休みも足りないー><

っていうのがたぶん本音で、わたしもそう。

その気持ちを自分の力で実現して、少しでも生き生きと過ごす女性が増えたら。

そう思って、わたしらしく生きて、好きなことを仕事にする人達が面白いモノを創るコンテンツ制作会社ismをつくりました。

わたしはこれまでの過ごしてきた中で、メディア運用とヘアメイクという好きな仕事を見つけました。その経験から、いきいきしてる人が良い気持ちで創るコンテンツって良いものが出来る!と実感しています。


フリーランスでも良かったのかもしれないです。でも、形にすることで私のように将来に違和感を感じている人たちのひとつのモデルになれるように。

あとは、わたしみたいに自分で稼いだこともないような、なんでもない子でも好きなことを仕事にして楽しく過ごせると1人でも多くの人に思ってもらえたら。

正直、わたし自身もまだまだ成長が必要な状況で、今も師匠にお世話になっています。同世代で起業している周りの環境や先輩方からもいつも頂いてばかりです。

でも、せっちゃんはせっちゃんらしくやればいいんだよ。って言ってもらえたから。

先輩方に頂いたものをきちんと吸収し、より良いもの社会に還元していきたいと思います。

わたしはわたしらしく、ismと一緒に成長し、人に愛される会社を創っていきたいと思います。


■後述

モノを書く機会も多いので、きちんと文字にして残すよう筆をとりました。

ここに来るまで沢山の人達に迷惑をかけ、お世話になりました。それでも、ここまで来れたのは、あの日あのとき、私に関わってくれた皆様のおかげです。ありがとうございます。

そんな人達に恩返しできるよう、これからも頑張ります!


サポートはお気持ちだと思って受け取ります🙌小娘よ、頑張れと思っていただける方がいらっしゃったら応援してください、大好きなおやつを買います(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ