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人の好意は、ときに凶器になり得る。

兄弟子のジュンヤさんのツイートが、今日はやけに頭に残ってた。

相手が「あなたのため」といくら言ったって、受け取る側には重荷になることも多い。むしろ、「あなたのため」を言葉として使うとき、少なからず「あなた」をハンドリングしたい気持ちが含まれていると思う。


一方通行な思いは、ときに凶器になり得る。


「あなたのため」と言われたら、こちらは何かと言い返しにくいし、少なからず「そうなのかな?」と思ってしまう。「全然わたしのためじゃないよ!」とその場で返す人も少なそう。ただただ入ってきた言葉で、相手の正しさを認めてしまうが故に、自己否定に目を向けてしまう。


「あなたのため」に成功した人は、自分が正しい気分になれるし、相手のためになれたと思って満足する。


極端だけど、パワハラもモラハラも、ストーカーだって「あなたが好き」だし、「あなたのために」行動する。好きじゃなかったら執着や関心はない。だけどそれは、「あなたのため」じゃなく「自分のため」。無意識だって相手に大きな傷をつくる。


本当に「あなたのため」になれることなんて、最初から多いと思わない方がいい。自分がしたいからしたことで、誰かのためになるくらいがちょうどいい。


「あなたのため」が心に生まれたときは、少し傲慢なのかもしれない。


それでも「あなたのため」になりたいときは、ただそっと相手に寄り添えるように居ようと思う。

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