Week 2:5年ぶりに失恋したので聞いてくれ(すずき)
こんにちは。シンガポール在住のすずきです。
せきさんと15年ぶりの交換日記とか楽しみすぎます。これからどうぞよろしくね。さて、交換日記と言えば恋バナでしょう!ということで、初回から飛ばします。重い話題ぶっこみます。
もうタイトルで分かってると思うけど、すずき、28歳の誕生日に失恋しました。
んーとね。これ、すずき史上では5年ぶりの大失恋です。なので、話、聞いてください。まじで、アラサーの失恋はダメージがでかすぎる。。。
ぶっちゃけるとね!今も未練たらたらです。写真は消せないし、メッセージを送りたくなってはもやもやもやもやしています。こういう風に言ったら復縁できるんじゃないか...なんてことを想像してばかりいます。
というのも、お互い嫌いで別れたわけではないのです。
好きだけど、どうしても「2人一緒の未来」を考えることができず、「愛してる」と言いながらのさよならでした。(やばいね。すごくえもくないですか??)
という感じで、すずき史上で一番つらい別れのひとつです。
いや、てゆーか、愛してるんなら未来について考えられるだろって話なんだけど、そうはうまくいかなかった。
課題は2点あったかな。
まず、先に彼のスペックをば。
年齢→1個上の29歳
国籍→インド
仕事→IT系の企画営業申請しただけで、あっさりカナダやオーストラリアの永住権を取得しちゃうようなハイスペックボーイです。
宗教→仏教徒生まれながらのベジタリアンで、最近はたまごや根菜も食べないビーガン寄りに変化。ようするに、だいたい精進料理。
対する私ね
年齢→28歳
国籍→日本
仕事→編集者
宗教→いちおう仏教徒?ベジタリアンではないけど、アレルギーもあってあまり肉は食べない人。プリン大好き。
別れた理由①「宗教に起因するライフスタイル」
さて、別れた理由の1個目いくね。
彼は、わざわざヒンドゥー教から仏教に改宗した人で、めちゃめちゃ信心深いの。
最近は1日1時間は瞑想して、週末にはお寺で4時間とかの瞑想ワークショップに参加してました。数カ月前からは、「人生の目標は悟ることだ」って本気に真面目に考えています。
私もね、仏教の考え方は好きだけど、そこまで極端にのめり込むことはできなかった。
彼が瞑想に傾倒すればするほど、2人で過ごせる時間が減りました。
彼を尊敬しているし、やりたいことや考えを尊重したかったので、その辺は特に口も挟まず自由にしてもらってました。
でも、彼が仏教にはまればはまるほど、私たちが共有できるものは少なくなった。
魚介のだしがベースの日本食はまずほとんどシェアできないし、美味しいケーキやスイーツも卵がNGになってからは一緒に食べていません。私はプリンが大好物だけど、最近は罪悪感しか持てなくなってしまった。。。
なんだか、私にとってヘルシーな関係じゃなくなってきていたみたい。
●瞑想を優先する彼と、会える時間が少なくなった。
●「おいしい」をシェアする機会が極端に減ってしまった。
要約するとこんな感じ。
次、理由②「将来に対する考え方の違い」
私は、ある程度「将来に対するプラン」を描いて、それを都度修正しながら日々過ごしたいタイプ。
でもね、仏教の教えを大切にする彼は「過去も未来も」あまり意味がなくて、「今・ここ・自分」にフォーカスすることのみが重要なんだって。これ、仏教の教えのひとつらしい。
私も、なんとなくは理解してる部分もあるんだけど。。。完全ではないのよね。
まあ、だから、彼は「いま、この瞬間、愛し合ってるんだから、2人の関係は今のままでいいじゃない」という考えでした。
でもね。オーストラリアの永住権を持っていて、家族は全員インドにいる彼と、アジア圏内で転勤があるかもしれない日本人の私。しかも2人とも、一生シンガポールに住む気はない。そりゃあある程度、先のことも考えてないと、関係を続けるのって難しくないですか!?(まぁだから別れてるんだけどさ。)
要約、
●将来について考える重要性を共有できなかった。
うん。やっぱり、振り返ってみると、別れたのは必然というか、正解というか。。。
とりあえず、書きながら落ち着いてきた。ありがとう。
でもねーーーーーーーーーーー
ほんとにできた人でねーーーーーーー
やさしいし、誠実だし、いっつも褒めてくれるし、一緒に話していて本当に楽しいし、精神的に安定していて、自立していて。。。一緒におばかなことしたり、ご飯作ったり、散歩したり、映画見たり、全部ぜんぶ楽しかったし幸せな思い出なの。ヘッダーの画像もデートしたときに撮った写真よーーー!ここで供養するうぅぅ。
彼のためなら、できることはなんでもやってあげたかった。
んだけどね、そもそも彼は「私に何かしてほしくて」付き合ってたわけでもなく。。
というか、仏教の教え通り、「他者への期待」や「欲」を持つことそのものを否定してたから。。。
そういう意味では、彼女を作ってたことのほうがヘンなんだよね。
仏教むずかしすぎるよ。。。。。
なんかね、本当に本当に好きだったんです。変に純粋で愛おしいし。
でも、愛してたからこそ「彼の譲れないポイント」に踏み込むことはしたくなかった。今回の場合は、「悟り」という目標に向かって日々精進してる彼を否定する気にはなれなかった。
でも、このまま側に居続けるのも苦しかったのよね。向こうも私の希望に添えないのが苦しかったし、一緒に居続けるのが苦しかったんだと思う。
最後、お誕生日をお祝いしてもらったあとに、別れたというね。。。
別れた直後、電話した相手はせきさんでした。
そっかそっかと耳を傾けてくれたあなたに救われたよー。ありがとう。つらい瞬間に寄り添ってくれる人がいて、私は本当にラッキーだと思う。いつも本当にありがとう。
「恋バナ」をできる女友だちってそれなりにたくさん居るけど、「彼・元彼のことを否定せずに」話を聞いてくれる人って少ないと思うのよね。よかれと思って「その男サイテー」とか「そいつはひどい」って言ってくれる人は多いんだけど、こういう場合、相手を否定されるのもつらいものです。
だから、否定もせず、ただただ話をきいてくれてありがとう。
そいでねー。せきさんに質問したいことがあるんだけど、よいでしょうか。
私、結婚とかしなくても、1人でも「幸せだなぁ」と思いながら人生を過ごすことはできると思ってるんです。でも、そこに「パートナー」とか「家族」が居たら、より楽しく過ごせるんだろうなと感じてます。
そういうモチベーションで、パートナーになりえそうな人を探しているし、ここ半年くらいはインド人彼にそのパートナーになってほしいって強く強く思っていたんです。めっちゃ「欲」むき出し。笑
こういう考え方ってありなんだろうか。私は引き続きこういうスタンスで行こうかなと考えてるんだけど、「結婚」にまで踏み切った経験があるせきさんの意見も聞いてみたいです。
旦那さんと「将来」について考えたり、「結婚」まで考えられた決め手ってなんだったの??
そこに「欲」ってあったのかな?欲を持ってるから、私はうまくいかないんだろうか?それとも「欲」の方向性がまちがってるんだろか、、、
よかったら、せきさんの意見を教えてほしいです。
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