見出し画像

子どもを押しつぶす「発想破壊ペアレンツ」

先日、電車の中で、美術教師が会話しているのを聞いた。「作品を家に持って帰すと、すぐにゴミ箱に捨ててしまう親が結構いるのよね」「そうそう」「だから、どこがいいかを手紙に書いて、持って帰ってもらうんだけど、あまり効果はないみたい」「子供の何人かは、だから、ずっと学校に飾っておいてと言うんだけど、それも無理だし」「どうして、少しでも、関心を持ってほめてあげないんだろう」

先日、就職が決まった学生たちと話した。「就活を始めた頃、ここがいいなと思って候補を上げると、安定性がないとか、有名でないとか、つぶされてしまった」「途中やる気をなくして、就活はあまりやらなくて、まあ、なんとか決まりましたが、結局、そんな所・・・?といわれて、でも、こんどは行くつもりです」

子供たちの発想を押しつぶす親。発想破壊ペアレンツは、自覚がないだけ厄介である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?