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季節と眼鏡


「秋は夕暮れ」
清少納言が枕草子で記したように、今からのシーズンは情景も一入。
行楽にも素敵なシーズンで、食べ物も美味しい季節です。
読書の秋とも言われますね。秋はさまざまなものに心がときめくと思います。

私が心を寄せる物事の一つは、衣替えです。
夏には着られなかった長袖、羽織もの、ジャケットなどのさまざまな洋服を着られることが毎日の楽しみの一つです。

また、洋服の組み合わせと一緒に、眼鏡も選ぶのが楽しくなります。

夏場はどうしてもメタル系の細いものを選びがちですが、これからのシーズンは気兼ねなく太い縁のセルフレームを選べそうです。
暑さのせいもありますし、上述の洋服との兼ね合いでもそう言えると思います。
重ね着をして首から下のボリュームが増すと、顔まわりなんかにも少しバランスを持ってきたくなります。

その際にオススメしたいのが太めの鼈甲柄のフレームです。
夏場のシンプルな洋服のアクセントとするのも良いですがコートなどの重みのある素材とも相性が良く、重厚感がより醸し出せるのが特徴です。
黒やネイビーなどのダークトーンのものはもちろん、橙色や赤などの発色の良いものとも合わせたい。

写真に掲載しているような眼鏡は少し個性的な様にも思えますが、意外とお洒落に掛けていただけます。
折角堂ではこういった眼鏡がとても多いと思います。
肌馴染みの良いカラーと厚いリムのバランスがよく使いやすい、ファッションのアクセントにもなるものが多く、ぜひたくさんの方にお勧めさせていただきたいなと思うのです。

個人的にも今期買ったYINDIGO AMのニットやSEYAのコートとどんなフレームを合わせようか、頭を悩ませています。

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