問題解決は楽天payで

 通販サイト大手の楽天で40代の男性元社員が男性上司に暴行を受けそれに伴いうつ病や手足に軽いまひなどの後遺症を患い、渋谷労働基準監督署が労災を認定していた事が分かった。男性は近く損害賠償を求め法的手続きをとるといわれている。
 このニュースを見たときに、楽天側の対応コメントなどを見て怒りに震えた。それは男性が労災を申請する際事業主の押印を拒み、一切の責任を認めず「従業員同士のケンカ」と問題を矮小化しようとしている事だ。
 上司と部下が社内の定例会議でやりあったのがただのケンカ?こんな言い訳を普通にできる感覚がすごすぎる。これも俺らが日本の中心だ、という変な驕りが無理な営業や社員間同士のいざこざに繋がってるとも言えなくもない。
 楽天といえば野球では他チームの顔的な選手を大枚を使い獲得する一方で自球団の功労者を冷たく扱い、その一方で人的補償は良くない、などと矛盾した事を言いまくって我が世の春を謳歌している傍若無人ぶりが悪目立ちしている状態だ。
 そういえば私の知人に世田谷区民がいるのだが、楽天本社が二子玉川になった事で毎年楽天主催のBIGEGGの一試合が招待されるのだが、殆ど楽天の社員か関連タレントで、肝心の世田谷区民はややもすると座席に座れず仕舞いという事態になるそうだ。つまり楽天という企業は、そこの地域に住んでる住民よりもタレントを、功労選手よりも他球団の画になる選手を、そしてうつ病で苦しんでいる元社員よりも自分達の面子を大事にしている、という事になる。そのような驕った傲慢企業は絶対に許してはならないし、そんな企業がどの分野においても、声が大きく出せるような社会にしてはいけない。
 

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