若手のレギュラー獲り

21日、都内の西武ホールディングス本社に辻監督が今シーズンの報告に訪れた。その時に来季の外野手について鈴木将平、戸川大輔、愛斗の3選手の名前をあげ、競争を促した。
 秋山選手の来季MLB挑戦で外野の一角が空くこと、FA戦線での福田選手の決断が流動的であること、様々な要素がいりくみ、若手の成長、レギュラー奪取が必須条件になっている。
 この3人については正直誰もレギュラーとして固定するには心許ないのはファンの誰もが思うところだろう。

上がその3人の今季一軍での成績だ。これを見て感じるのは選球眼を示すIsoDの低さが目立つ事だ。3選手とも一軍でのアピールに必死でそれが(無駄な)スイングになってしまった部分も否めない。
 戸川選手はSoftBankの柳田選手と自主トレを経験し、それまでただ遠くに飛ばしたい、というだけだったけど、一本の単打、一つの四球が攻撃に幅を広げると言っていたがそれでも一軍で攻めかたが変わってくるとどうしても考えすぎてストライクが振れなくなり、焦ってボール球に手を出してしまった、と話してた。そんな彼のIsoDは.066だった。もう少しで平均値の.070に届く数字だ。
 来季この3人にいえるのは積極的に振りにいかない事が大事になってくると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?