キャプテンの価値

 本日、かねてからの予想通り、西武ライオンズの秋山翔吾選手が海外FAの申請を球団に報告した。
 秋山選手には是非自らの力を存分にアピールしてもらいたい。
 一方で看過できない問題もある。それは2年連続でキャプテンを任命された選手がキャプテンの職を1年で辞してFAをしたことだ。
 FAするしないはその権利を持っている選手のものなのでそれをとやかく言うつもりは全くない。しかし別の件でも書いた精神的支柱と同じ位キャプテンシーをグラウンド内で発揮できる選手の存在は貴重だ。時にはおちゃらけ、時にはたるんでる選手に発破をかける。これは一朝一夕でできるものではない。もしかしたら性格上難しい人もいるだろう。しかしキャプテンという職を与えられ、自覚のうえでそういう振る舞いになっていく。なのでそのキャプテンという存在がこう1年でコロコロ変わるのはチームとしてあまり好ましいとはいえない。
次年度源田なのか金子なのか誰がキャプテンになるかは分からないが、少なくとも二三年は腰を据えられる選手をキャプテンにおきたい。

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