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「オニギリ流リプライ虎の巻」心理学の応用による、好かれるツイッタ―リプライ運用


「あなたのことが嫌いです」

唐突に発せられた敵意。

しばしの沈黙の後、あなたは何を思う?

きっと、心でこうつぶやくはずだ。


「…冗談じゃない。突然こいつは何を言ってるんだ。私が何をしたというんだよ。」

そう。そうだ。あなたの反応は正しい。科学的にも。

しかし、あなたに本当に非が無かったのだろうか?

「火のないところに煙は立たぬ」


昔から言い古されてきたことわざだ。

たしかに、何もせずとも嫌う人もいる。それを否定はしない、できるはずもない。

しかし、大概はあなたの側にも非があることが多い。

「非が無いところに腹は立たない」

そう思っておいてもいいのではないだろうか。

なぜ、あなたは敵意を向けられたのか?


「それがわかれば苦労はないよ」

ふう…

悲しいかな、ひとは自分の事には著しく盲目だ。

それは私も然り。

敵意を向けられたからには、なんらかの原因があるはず。

それをある程度解明せねば、またあやまちは繰り返されるのだ、永遠に。


忘れもせぬ2019年2月27日、私はツイッタ―の世界に降りたった。

それ以来、私はツイッタ―上で激しいリプライの応酬に身を投じてきた。

多くのひとの間で絶え間なく行われるリプライの応酬をみてきた。

そのなかで、わたしは気付いた。

「嫌われるものは嫌われるべくして嫌われている。」と。

そう。リプライ次第で関係が悪化する事態を多々見てきたのだ。

リプライの影響力たるや凄まじいものがある。

私はこの気付きから、みなさんのリプライに関する悩みを解決する一助になればと、このノートを著すことを決めた。

最初は有料公開する予定であった。だが、無料公開を決めた。

以下を見れば、私のノートに経済的価値を感じている人がある程度はいる事がわかってもらえるだろう。

そして、最近では以下の様な有難い感想まで頂いくに至った。

しかし、無料公開なのだ。


「何をばかな?なにか画策しているのか?」

勘ぐられても仕方が無い。

あえていえば、この無料公開は自分の為だ。

「?」

どうした?鳩が豆鉄砲食らったような顔して(笑)。

私は人との交流が心底楽しい。

だから、リプライの応酬は望むところ。

結局のところ、この無料公開は私が今後リプライの応酬を楽しむための布石なのだ。


みなさんが心地よいリプライができるようになれば、受ける私も楽しい。

また、心地よいリプライをする人が増えれば、ツイッタ―界全体の雰囲気も良くなるだろう。

そうすれば、私の居心地もよい。

悪意は伝染する。

善意も伝染する。

善意の伝染なら望むところ。

無料公開の理由は、「私は善意が伝染するきっかけをつくりたい!」

これに尽きる。

ここまで長々とお読みいただきありがとう。

みなさんの忍耐強さに心より敬意を表する。

さて、準備はいいだろうか。

これより本編に入る。

ただし、一つ留意しておいてほしい。

「読んでもきっと、そうそうできない」であろうということを。

特に思い込みが強すぎる人には厳しいだろう。

私がこれから述べようとする内容は、結局のところは

「心のあり方」という土壌が正しくあってこそ機能するものだ。

テクニカルなものはそれだけではほとんど意味をなさない。
  
「真髄は心だ」

それを覚えておいてほしい。

では、ゆるりとまいろうか。


1、リプライとは何か?


一般的にはリプライとは「返信」だ。

しかし、わたしの考えるリプライの定義は違う。

「リプライとはおもてなしだ。そして、同時にスポーツである。」

これがわたしの考えるリプライの定義。


別にふざけているわけではない。リプライとはいかに相手に気分よくなってもらうのかが重要なのだ。しかし、同時にあなたの意見を言わずに相手に迎合することを勧めるものでもない。

大事なのは

相手の意見を尊重した上で、自分の意見を主張すること」

これなのだ。自分の本心がいえないのでは息苦しくてやっていられない。そんな辛い思いをしてまでやるなら、リプライ等放棄した方がいい。

 そして、リプライは時として限られた時間に大量にこなさねばならないことがある。これはフォロワー数6000人以上を擁する人ならわかるだろう。

リプライを見た瞬間にどれから応えるか優先順位をつけ、見た瞬間にタイプを見抜き返信に着手する必要がある。

ゆえに瞬間的な判断を要するスポーツといっているのである。


2、リプライの極意

わたしが思うリプライの極意、それは「傾聴」である。


傾聴とはカウンセリングやコーチングで使用されるコミュニケーション技法の一つだ。簡単にいえば「相手の話を深く聞くこと」。

この傾聴は以下の2要素からなる

・受容
・共感

つまり、傾聴は相手の「あるがままを受け入れること」であるといえる。

相手からのリプライにたいして適切に対処できるかはこの能力いかんにかかっている。相手のリプライからその心理を正しく読むには、自分の価値観を入れて解釈してはいけない。

「リプライで読むべきは文章ではなく相手の心理なのだ」

3、好印象なリプライの原則

この原則を構成する要素は

・褒める
・共感

の2要素だ。

では、順次見ていく。


・褒める

心理学でよく登場する返報性の原理に基づけば、ひとは好意には好意で応える。
つまり、あなたが褒めればそれなりの好意が返ってくるというわけだ。

ただし、褒める事は容易ではない。非常に高度なスキルだと断言する。見え透いた褒めは相手には侮辱になる。そして、相手からフォローを引き出すための褒めはただの「媚び」だ。


媚びがうとまれるのは見え透いているからではない。人から何かを奪おうとする行為だから嫌われるのだ。媚びは百害あって一利なし。


そこで提案である。ぜひ日常のなかで、周りの人々のいいところをさがす習慣をつけてほしい。本心から相手にいいと思えるところがないのなら、褒めたとしても胡散臭くしかならない。


仮に、一時的に褒めることに成功してもそれから先の問題がある。
あなたが小手先の技術でひとの歓心をえても無意味。日頃の行いの中であなたの本心はいずれ必ずバレる。

心理学でいわれる一貫性。一貫しているひとは信頼を得る。
かたや、一貫しないひとは著しく信頼を損なう。だから、日頃からひとのいい面を見て生きるのに徹することが肝要なのだ。

そうすれば、あなたの発言に大きなブレは無くなるはずだ。それが信頼となる。

・共感

共感には人を動かす大きな力がある。ここで前述の傾聴がいきてくる。
相手からのリプライ内容をただ受け入れることに徹するのだ。ここにあなたの善悪判断は不要。相手の話の前提と同じ前提に立って考えるように努めよう。

物事に善悪など存在しない。あるのは善悪の判断だけだ。そうおもえば少しは受け入れやすくなるのではないだろうか。

そうして、相手の言いたいことを正しく受け入れたら、リプライ内容から自分の共感できる要素をさがす。その共感ポイントを共有することで仲間意識がうまれるのだ。

ひとはそれぞれ違う。全面的に共感などできるはずはない。だから、共感できるポイントを探すことが不可欠なのだ。

以上から、この章で言いたいことをまとめると以下となる。

・原則、人を褒める
・人のいい所をすぐにみつけられるよう日々訓練
・相手のリプライ内容をただ受け入れる
・相手のリプライ内容から共感ポイントを探す


4、相手のリプライ別対処法


・1、自己主張型

このパターンは「わたしは~だと思う」、「~は~だ」、「~は~でしょ」のような形のリプライだ。場合によっては単語だけということもある。

いずれにせよ、この形は自分の考えを表明しているに他ならない。
ひとが何かを主張する時は原則として、何らかの内容について共感や承認を求めているものだ。

だから、最善の策は「そうですね」などと承認することだ。

とはいえ、あなたも相手も価値観は違う。相手の言の内容を承認することが困難なことも多々あるだろう。その場合は、やはり共感ポイントをさがすのが最善といえる。共感ポイントを起点として話を進めるのだ。

しかし、それもできない場合がある。

例えば、

あなたが女性であり、家事はお互い分担すべきと考えていたとした場合、

相手「俺がはたらいているから生活できてるんだ!なのに、妻ときたら家事もろくにしなくて、、嫌んなるわ」

これに対して「そうですね」などと言えるだろうか?
少なくともわたしなら無理だ。しかし、喧嘩を挑むのも何か違う。

そこで、このような場合には、論点をずらしてしまえばいい。

「まあ、毎日お仕事大変ですもんね。帰ってまで家事をするのは大変ですよね。お疲れ様です。…」

などと「妻が」以降の文脈を無視して相手にねぎらいの言葉をたたみかけてやればいい。そのあとに仕事の愚痴でも言いだしたら、ただ「そうなんですね」ときけばいい。

すっきりした彼は大概、家事の話など忘れている。

大体の場合、何で家事の話が出てくるかと言えば、およそ仕事で疲弊して余力が無いからなのだ。
背後にある心理がよめればうまくいなせる。


・2、共感型

このパターンは、基本的には自己主張型の一類型だ。特にその中でも愚痴の要素が濃いパターンである。

このパターンに対する最善の対処は「ひたすら相手を肯定してやること」だ。間違っても親切のつもりでこうした方がいいなどといってはいけない。

・3、知識提示型

このパターンは表面的にはただの知識や自分の経験を提示しているだけだ。しかし、その裏にある意図は多種多様。

例えば、以下のような場合が考えられる。

・1:自分が博識であることを顕示したい。
・2:あなたのツイートに対する批判、問題提起としての反例提示。
・3:あなたのツイートに対する補強証拠としての提示。

もし、・1、・3の場合は素直に感謝を伝える。特に最後に「勉強になりました」などと付け加えると効果的だ。

・2も基本的には対応は同じだ。まず、自分の知識不足を素直に詫びて、素直に感謝してしまえばいいのだ。進んで下手に出ればよい。

心理学にアンダードッグ効果というものがある。自分より立場の弱いものには手心をくわえてしまうというものだ。


普通のひとならここで引きかえす。

だが、ここにいたってなお攻撃を加えてくるなら、感情的になりすぎているか、サディストの気がある。感情的なら感情の熱を冷ますためにスルー。サディストの場合はブロックもやむをえないだろう。


・4、相談型

これはあなたに相談をもちかける形式のリプライである。もっとも、このパターンは相手の性別でかなり対応が変わってくるパターンだ。

・女性の場合:大体の傾向として、女性の相談は初めから結論がきまっている。受け手は共感を示しながら、その想定している結論を肯定して背中を押してあげるのがベストだ。
もし、相手の考えを変えたいのならばそれは説得の技法が必要となるが、それは本記事の内容をこえるため割愛する。

ただ一言いうなら、女性にとっては共感という要素が最重要ということである。

男性の場合:男性の場合は切実に解決策を探している。相談をうけるなら、データや理論的根拠を明確にしながら納得いくアドバイスをする必要がある。男性へのアドバイスは共感より実際に解決するための方策を提案するべきと言える。

以上が相談型に対する男女別の対応策である。しかし、世の中は広い。男性的な女性、女性的な男性など様々なひとがいる。
あくまでここでは傾向を示したに過ぎない。

ぜひこの傾向を踏まえたうえで実践の中で対応を考えてみてほしい。


・5、批判型

一言に批判といってもいろいろある。

・1、物事を建設的に発展させるための批判
・2、相手の動揺を楽しむための批判

・1、は自分に非があると思ったなら謝ってしまえばいい。全面的には納得できない場合には、相手の主張の一部だけを認める。

例えば、

あなたのその言い分はかなりの極論ですね。頭のねじがどっかいってんじゃないですか?とてもまともな人の言うことじゃない、」


などと言われた場合

「確かに、極論だったかもしれません。わたしはまだまだ見識が足りないということが、あなたのご指摘でよくわかりました。以後見識を深めるために精進します。ご指摘ありがとうございました。」

などと返してはどうだろうか。

極論は事実と認めつつも後半の相手の主観による部分は無視してしまうのだ。そして、相手への謝罪と共に全てを糧にするとあくまで批判を前向きにとらえてしまう。

前述した通り、物事に善悪はない。極端な話ではあるが、あなたが悪ではないと思うならそれは悪ではない。正直な話、批判に適切に対応するには心のあり方が最重要である。

「自己コントール能力が」一番大事なのだ。これを鍛えて批判されても傷つかないスル―スキルを身につけねばならない。
その上でのテクニックだ。技術だけでは対処療法にすらならないだろう。

自己コントロール能力を鍛える最善の方法は毎日20分からでいいので瞑想することだ。これはぜひ実践してほしい。

・2に関してはもはや説明不用であろう。即ブロックでよい。

暇人につきあってやる義理などない


・6、記号型

このパターンの分かりやすい例は、「👍」」、「😀」等のような記号である。これらは相手の感情が分かるから別に問題はない。このようなパターンはここで説明するまでもない。

問題は「、」、「。」などのそれ自体では全く感情を表現していない記号を使われた場合である。このパターンは相手が何を意図しているか読みとりにくい。

この場合には相手の意図を探るために同じ文字をかえすのがいい。
「。」には「。」をかえす。
何か言いたいことがあれば、次に何かメッセージらしいメッセージがあるはずだ。まずは相手の出方をうかがう姿勢が必要だ。

・7、破綻型

このパターンが各タイプの中で一番厄介である。

このタイプの送り手はおそらく情緒不安定である。感情が先走り、論理など蚊帳の外なのだと思う。そのためにこちらが論理的に考えようとすると頭が混乱して対応に困る。

そこで我々がこのパターンに対してとるべき手段は、相手の荒れ狂う感情が、喜怒哀楽の何であるかを文面から読み取ることである。


論理はどうでもよい。まず、表明されている感情が何かを探ることだけに徹する。

例えば、「私が辛いのに…」などの一文があったら「辛いのはなぜか?」「辛いという感情の背景にある感情は何か」、どんどん掘っていく。

まずは、とにかく相手に話したいだけ話させるのだ。

とにかく何も内容に言及したり私見をはさまずに聴き続ける。そして、ひと段落したところで発言内容をピースのように組み合わせて感情の源泉を推測する。最後にその源泉たる感情にたいして共感を示してあげればいい。

この推測が的中すればあなたは相当な信頼を得られるはずだ。しかし、感情が不安定な人の信頼は100か0かのような極端なものでもあるということには留意しておこう。

あとになって「あの時あんなに感動したじゃん!!なのになんでこんなこと言ってくるんだよ!」と落胆しないようにしていただきたい。

人間関係全般に言えること。信頼は進んですべきだがいつでも裏切られることを想定することが大事だ。

人を信頼する熱い心と去りゆくひとを後悔なくただ見送る冷めた心が必要なのだ。

まさしく熱い共感と冷たい共感を併せ持つ必要があるのだ。
相手の心痛に涙する熱い心と冷静に心を分析対象として見る冷めた心。

ことSNS運用に関して言えば、冷めた部分を幾分多めにすべきと考えている。やはり、これも自己コントロール能力の向上が解決策だ。
また、言う。瞑想しよう(笑)。


5、アンチとは何か?-その対応と対策

アンチと一言にいっても人によってアンチのとらえ方は多様だ。人によっては批判型リプライをする人々全てをアンチと呼んでいる。そして、これが非常に多いように感じる。

以下わたしなりにアンチを定義したい。

一言で言うなら、アンチとは「サディスト」だ。

大概の良心ある人なら話せばわかる。だが、アンチは違う。話してもわかりっこない。サディストは相手を傷つけるのが目的、相手の苦痛が快感なのだ。実に気味の悪い人種だ。

だから、取りうる最善手はブロックしかない。

また、「たまにアンチがわいた」と聞くことがあるだろう。その場合には、見にいってアンチだと思ったらあらかじめブロックしてしまうことをお勧めする。

とくにあなたと属性、つまり発信内容が似ている人がアンチともめていたのならなおのこと事前にブロックしよう。

不毛なやり取りでリプ欄を汚されるのはあまり気分がいいものではない。


5、ツイート別リプライ法

誰かのツイートに対してリプライをする場合も、今までの原則に沿って対処する。ただし、ツイートに対する対処は相手からのリプライに対する対処とは少し異なる。


まず、ツイートが何のパターンに分類できるかを認識する。その後、対象とするツイートを要約する。相手が何を言いたいかを一言でいえるようにしてからリプライをするのである。これにより、意味の取り違えが起こりにくくなるはずだ。

ツイートのパターンは自己主張型、共感型、知識提示型の3パターンに大別できる。以下3パターンそれぞれに対して対策を講じる。

なお、実際はこれ以外にも、ギャグを狙ったもの、画像や動画だけのもの等も存在する。

だが、この記事では主に相手との意思疎通がテーマである。個人の感想を述べればいいだけのものについては割愛させて頂きたい。


・1、自己主張型

前述の場合と同様、語尾が主に「~である」、「~だ」、「~と思う」などのような言い切りの形式で表わされるパターンである。ツイートをした人の「私はこうおもう」という意思表明だ。

自身の経験、知識などをベースにして自分の意見を主張する形式もまま見られる。

このパターンに対する最善の対処は共感を示すことである。もし、共感できない場合は部分的に同意しつつ自分なりの見解を補足することで対処する。

・2、共感型

このパターンは自己主張型と類似するものの、相手の喜怒哀楽といった感情が前面に押し出されている形式である。ポエムの形式を取っている場合も見受けられる。

このパターンに対して理屈で臨んではいけない。相手の感情に共感することが最善であることは同様だ。

最もよい手は「相手が認めてほしいと思いつつ明言していないこと」をいいあてる。

これに尽きる。

自己分析に用いる心理モデルの一つに「ジョハリの窓」というのがある。この窓には、以下の4種類がある。

・開放の窓
・秘密の窓
・盲点の窓
・未知の窓

ここで問題なのは、「秘密の窓」である。これは「自分は知っているが他人は知らないであろう自身の性質」である。

この秘密の窓を言い当てることができるなら、あなたはよき理解者と認められるはずだ。

では、どうやって言い当てるのか? 手法は色々あるが、一つやりやすいものをご紹介しよう。

それは「誰にでも当てはまりそうなことを言う」こと。心理学でいうバーナム効果である。

例えば、内向的な人は会話が得意でなく、人と接するのにかなりの体力を使う。飲み会なども当然億劫だ。

このような、傾向というものをうまく使って、内向的な人だと思ったら「~ですもんね」見たいにその人の性格をいってみればいい。

違う、と言われたら「そうですか、気のせいでしたね」みたいに引き下がればいいだけの話だ。

とにかく当てはまりそうなことを投げかけてみればいいだけの話である。

当たってしまえば知っていた前提で話は進むので大丈夫だ。

ただし、「絶対~だよね」みたいな決めつけと取れるような言い方は避けたい。また、相手を肯定する姿勢があることが大前提である。


・3、知識提示型

このパターンは発信者が自分の知っている有益と思える知識や経験談からの学び、雑学を提示するものである。

リプライを受けた場合の対処と原則同じであるが、「承認し、勉強になったむねを伝えること」が大事だ。

同意には、自身の体験談を交えるとなおよいだろう。


6、リアルとネットは陸続き

これは持論である。「リアルで嫌われる言動をしているひとはネットでも嫌われる」というものだ。

嫌われる話し方はいつもネガティブなことしか言わない、すぐ決めつけでものをいう、ひとの話を最後まで聞かない…数限りなくある。

だから、究極的にはリプライがどうこうもそうだが、リアルで人と仲良く会話できるよう努めてほしいのだ。


リアルで培った会話力がリプライに反映されると考えている。ツイートならそれはあまり関係が無いとおもう。しかし、リプライの本質は「おもてなし」だ。

リアルで気を使えないひとがうまくいく訳はないだろう。

何ごとも日々の積み重ねである。

ぜひ、日常会話を大事にしてほしい。

特にインフルエンサーにリプライする人は気を付けてほしいのだが、うっとうしい会話をしないことだ。

特に「わたしはこんなによく考えてますよ」とか「わたしはあなたの気持ちがすごくわかります」みたいなもの。
これを長文で送られた日にはスル―だろう。

普通の規模のアカウント運営者なら問題なくとも、1万を超えるインフルエンサーともなると話が違う。そもそもリプライの数が多すぎる。返すにしても優先順位が必要になる。

だから、返して欲しいのであれば、うっとうしく思われないようにした方がいい。印象がよければ返してくれる可能性がたかまるといえる。

つまり、よく考えているのを顕示しても。「ああ、そう」「よき理解者だ」と主張しても「え?君とは初めて会ったけどさ、わたしの何がわかるの?」となる。

私自身はインフルエンサーでもないし、多少ずうずうしいとかは全く気にならないのだが、結構気にするインフルエンサーは体感上多いと思う。

君子危うきに近寄らずだ。わざわざ嫌われに行く必要はない。

ずうずうしいのが嫌われるのはリアルもネットも同じ。

毎日あいさつにいって認知してもらってから深いコメントを残す方法をわたしはおすすめしたい。


7、適切なリプライ運用がもたらす効果

以上が相手に好意をもってもらうためのリプライ運用であった。この方法を駆使することで以前よりリプライは迅速かつ評判がよくなるのではと思う。

リプライの質が高くなるとフォロワーとコミュニケーションが密になり、信頼関係が強まる。これにより、フォローを外されることも少なくなると思う。

そして、原則リプライをもらったらしっかり返すこと。単純だがやれている人は少ない。だからこそ、できれば強みである。

そして、リプライは相手のツイートのリプライ欄に残り続ける。いってみれば、「わたしはこういう考え方をしているものです。」と自分自身の広告を張っているのと同じことなのだ。

見方によってはリプライは自分の広告。広告はそこに残り続けて自分を間接的に宣伝し続ける。悪意を書けば悪評が立ち、好意をかけば評判が立つ。

また、「悪名は無名に勝る」とも言えるが、私はこのような悪意をまき散らす炎上商法はお勧めしかねる。

ぜひ、好意による評判を勝ち得てほしい。

おわりに

色々と書いて来た。しかし、実際にいいたいことはたった一つしかない。  

それは「人のいいところを見れるような心をもとう」。

このたった一言をいいたかっただけだ。


そのためにこんな長分を書いた。前述したが、「リアルとネットは陸続き」。

結局、リプライの技術なんてものは存在せず、リプライに必要なのは「相手のいいところを見ようとする心」と『傾聴』、それだけなのだ。

技術がどうこう言ってきて最後に申し訳ない。しかし、事実だ。リプライは技術ではない。心のありようがすべてであり、心があれば技術は自然とついてくる。そういうものだと思う。

ぜひ、リアルでの会話を大事にしてほしい。人のいいところを見れる心をもつよう勧めたい。それさえあれば、気分のよいリプライが自然にできるようになると思う。

まずは、コンビニで精算が終わったらレジの人に、『ありがとうございます。お疲れ様です。』などということから始めてはどうだろう?

行動を変えると思考も変わる。このような行動を続けていくだけでも世界を肯定的に捉えられるようになる。

その心の余裕がきっと、あなたを人のいいところを見れるようにしてくれるはずだ。


では、みなさん、楽しいツイッタ―ライフを!!


番外編

この記事ではリプライの重要性とその類型についてかなり掘り下げて執筆したつもりだ。

しかし、当記事では触れなかったが、リプライの有用性や重要性というのはコミュニケーションの手段として以上のものがある。

端的に言うなら、インプレッションの爆発的増加に寄与する、つまり凄まじい拡散力を得られるという点で重要である。

リプライを上手く活用すれば28日間に1000万インプレッションを無理なく稼ぎ、そのインプレッションを意味のあるものにすることも可能だ。

興味のある人は以下の記事を参考にしてインプレッションを高めるためにリプライを活用してもいいかもしれない。

https://note.mu/selcject/n/n0975c0974d1b



謝辞

2019年の4月27日

いつも通りリプライを返す。

指はスマホの画面を離れては突く、絶え間なくそれは繰り返された。

その最中、一通のメールがDMに。

それが、わたしのこのノート執筆の原点だった。

そのメールは、日頃から仲良くしていただいていた専業心理カウンセラーの菅原ゆりさんからのもの。

彼女の実績は、実に多岐にわたる。

個人的に驚愕する彼女の実績は、4月19日現在、ココナラの心の悩みカテゴリー、総勢4054名中1位というもの。

そして、カウンセラーには非常に高水準の『傾聴力』が求められる。

彼女は、プロの中のプロ。傾聴力に関しては、わたしが想像できないほどの高みにいる存在だ。

そんな彼女から、メールにて告げられた。

『あなたの文章での傾聴力はお世話抜きでプロの域だ』との旨を。

この励ましの言葉により、わたしは自分では中々気づかなかった長所を見つけたと思った。

それ以後、この長所をツイッター上での善意拡散に使えぬものかと考えあぐねた。

その結果が、このノート執筆であった。

わたしにノート執筆の決心をさせて下さった菅原ゆりさん、また、日頃から応援してくださっているフォロワー諸氏に対し、この場を借りて御礼申し上げたい。

菅原ゆりさんのツイッターはこちら


自己紹介:ぐれんのオニギリ(シャケ)

2019年2月27日よりツイッターアカウント運用開始。以後、最盛期には1日あたり400名超のフォロワーを獲得。2019年8月24日現在フォロワー数10400を超え、28日間最高インプレッションは1800万を超えるに至る。

現在は、善意の拡散を目指し、無料で拡散支援や運用のコンサルを行なっている。

ぐれんのオニギリ(シャケ)のツイッターはこちら

ぐれんのオニギリのブログはこちら

PS:

なお、私ぐれんのオニギリは当記事で強調しているように、心理学的な観点から「人間関係の大切さ」を世に発信しています。

おもな拠点はブログとツイッタ―です。

すこしでも、世の中から理不尽や人間関係上のトラブルが減り、個人が幸福感を高め、自己犠牲をしない生き方が実現することを願って、、、。

もし、そんな私の活動にご賛同くださるのであれば、いささかなりとも投げ銭して下さると励みになります。

ま、気が向いたら宜しくであります。

引き続き勉強と研鑽の毎日を送って行こうと思います。

おっと、そろそろ読みかけの本を読まねばならないので失礼いたします。

では、ごきげんよう。

あなたに幸せがありますように!




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