見出し画像

定型文的なリプライをする人の心理―彼らの本心は何なのか?―


「返ってくるリプライが定型文で嫌だ」

「定型文でリプライされるくらいならリプライなんてされたくない!」

「なんか雑に扱われている感ハンパないよねー」

一般にリプライをもらうことは嬉しいことですね。

しかし、定型文的なリプライに対しては嬉しくない人が一定数いるようです。

さて、今回は定型文的なリプライをする人の心理を読み解いていきたいと行きたいと思います。

それでは、レッツゴー!

目次

1、定型文というのは一定の形式の文章
2、定型文を多用する人の心理
・1、効率主義の人
・2、そもそも会話自体が苦手な人
・3、人を混乱させる愉快犯
4、定型文を送るから不誠実とは限らない
おわりに

1、定型文というのは一定の形式の文章

「定型文…」

よく考えると定型文ってどんな文ですかね?

意外と答えられないんじゃないでしょうか。

では、goo辞書さんに聞いてみましょうか。

はい、goo辞書さんによると定型文とは

「手紙や電子メールなどで用いられる、一定の形式の文章」とあります。

そうですね、リプライでいうなら
 
例1、

○○さん

ありがとうございます。

例2、

はい、○○さんの言う通りです。


見たいな感じでしょうか?

これ単独で見てもそんなに違和感はないですよね。

しかし、タイムライン上で同じ人がいろんな人にこんなリプライばかりしていたら…

「あ!この人定型文使いやん!」

定型文の使い手と判断されるわけです。

そうすると冒頭で出てきた不誠実だという印象をもたれる可能性があります。

これは日常会話でも同じことがいえますよね。

誰に話しかけるにも同じようなトーンや口調、そして言葉使い…

「おまいは機械か!」

とか

「私を一人の個性ある人間として扱ってくれてない…」

という印象をもたれてもしかたがないです。

人にはそれぞれに性格があり、それぞれに合った会話の仕方があります。

そう、会話はオーダーメイドなんです。

その人にあったそれぞれの仕方ですべきです。

それでもツイッタ―上では普通に定型文を多用する人達がいます。

さて、彼彼女達は会話下手なのか?

はたまた、対人スキルにとぼしい人達なのか?

いえ、そうとは限りません。

もっと、探っていきましょう。

2、定型文を多用する人の心理

・1、効率主義の人

このタイプの人達は効率を優先します。多分、みなさんがまっさきに想像する定型文使いのタイプかもしれません。

しかし、このタイプの人達が「なぜ効率を優先しているのか」については考えた事があるでしょうか?

会話は相互の意思疎通あってこそ成立するもの。

すこし、考えてみましょう。

以下可能性を列挙すると

・面倒くさい
・受けるリプライが多すぎる
・合理思考をしている

一番上は論外として、2番目のように受けるリプライが多すぎると返すのに時間がかかりすぎます。

そのために返す内容を考える時間を削減して時間を節約しようとすることになります。

さすがにリプライ返して一日終わったら洒落になりませんからね(笑)。

3番目はよく経営者や技術系の人に多い気がします。
無駄をしない姿勢が身についているため、意識しなくてもそれが出てしまいます。

彼彼女たちに悪意はありません。いうなれば、習慣です。

効率的だから心が入っていないとはかぎりません。

相手の事情を考える余裕をもちたいところです。

・2、そもそも会話自体が苦手な人

はい、このタイプはそもそも現実でも人間関係に苦労している人だと思います。

会話が苦手な人は事前に会話する内容を考えている場合がよくあります。

それ自体は有効です。が、レパートリーが少ない場合は違和感のある話し方になることがあります。

ですから、このタイプの人達とリプライをやり取りしていると定型文である以外にも何か違和感を感じるかもしれません。

文面がみょうに丁寧過ぎたり、逆に初めてなのになれなれしかったりする傾向がある気がします。

なれなれしい場合は厄介です。

相手に気が使えないので、デリカシーがない攻撃的、威圧的な言葉使いをしたりします。

ただ、悪意はないので一方的に責めるのもなんかなあ、と思うところですが…。

丁寧はまだしも、なれなれしいと嫌われるのは確実でしょうね。

少し、難しいところです。

そして、もし傷ついたなら、はっきりと言いましょう

それがお互いのためです。

・3、人を混乱させる愉快犯

はい、このタイプは人の反応をみてあそんでる陰湿な輩です。

いわゆるアンチ気味の人達ですね。

たとえば、何をいっても

「よかったね!!」

「そうなんだ!」

とか機械的な返ししかしない。

人をいらいらさせてあそんでいるわけです。

しつこくからんでくるならブロックしましょう。

愉快犯は不要です。

4、定型文を送るから不誠実とは限らない

ここまで見てきたように定型文でリプライしてくる人達の心理は様々でした。

以上から、言えることは彼彼女達が定型文を送ってくるからと言って思いやりがないとか不誠実とは限らないということです。

確かに定型文のリプライをもらった人の中にはあまり嬉しくない人だっているでしょう。

ですが、相手にも事情はあります。

会話はお互いの配慮で成り立っています。

受け手がその定型文の背後にある事情を想定、考慮してリプライを解釈する姿勢をもつ、これも必要ではないかと思います。

特に、現実で会話が不慣れである人や思っている事をうまく表現できない人に「お前は定型文ばかりかえしてくる、不誠実はなはだしい。私をバカにしてんのか!?」なんていうのはどうでしょう?

まあ、ここまで言う人はいないでしょうが、あまり強く糾弾するのはやりすぎです。

これは同情とかではなく、一方的に自分の感情を押し付けず相手の都合も考える余裕が欲しいということです。

定型文にモヤモヤする気持ちをもつのもわかります。

でも、相手の気持ちに想像力を働かせられたらもっと気が楽になるはずです。

おわりに

この記事では定型文でリプライを送ってくる人の心理について考察してみました。

定型文を送ってくる人達の中には確かに「めんどうだから」なんていう人もいます。

でも、それは一部であり全てではありません。

リプライのやり取りは現実でいうところの会話と変わりません。

お互いがお互いを尊重し決めつけない寛容な姿勢をもって、気持ちよくやり取りをしたいものです。

では、楽しいツイッタ―ライフを!

ぐれんのオニギリのツイッタ―はこちら

https://twitter.com/grennoonigiri

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?