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仕事を辞めた夫の続き

結局夫は外貨で稼ごうとして借金をこさえまくり、私の貯金もなんだかんだ理由をつけて注ぎ込みました。

こどもたちにとってはいい父親だったし、家事育児も全部やってくれてその点は助かりましたが、四六時中自宅にいる父親の機嫌を伺わなければならないことや子供に対して無闇に厳しく当たるのをひたすら耐え忍ぶ生活に、こころが擦り切れました。

夫は中二みたいな理由をつけて外で働きたくないというし、借金するたび、すまない、死にたい、お金くれと言われ、なんとか目を覚ましてくれないかとこちらももがいたが、さすがにもうムリだと遅ればせながら気づいた。

なにより、こどもたちは家の空気がおかしいことに気がついている。

貧乏になることは不幸になることじゃない、お金の苦労をかけられるぐらいなら今の生活に執着しなければいいと不意に気持ちが切り替わって、これまで借金額で死んでた脳が、急に生き返りました。

簡単にいうと、家を出たほうが明るい未来が待っているのではないかと考えられるになったということです。

私の未来に幸あれ!

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