可憐なBBAのポリシー

セックスレスなんである。

せっくすれす。

なんで私がセックスレスに…?!と四谷学院のキャッチコピーみたいな気持ちは全然なくて(てか、あのキャッチ見るたびに、そりゃおまえが塾に入ってひたすら勉強して大学に願書出して受験したからちゃうんかいと思うのは私だけ?)、まあそうなるだろなと思ってました、結婚当初から。

結婚を決める理由と体の相性は別ですよね、少なくとも別でした、私は。

とは言え、昔だったらとっくにお褥すべりしないとだめな年齢の私でも、欲求はあるわけで。命の母A飲みながらでも、やっぱ心の高揚とともに、交わしちゃったりしたいわけで。

けど、それは夫じゃなくてよくて、むしろ夫じゃない方がよくて、なので、自分から夫を誘うことはないんですが、じゃあ夫以外の人と体液交換するにあたっては、いろいろ障壁があるわけで。

まずは倫理的な問題ですよね。なんせ、倫理でないと書いて?不倫な訳ですから。大麻吸ってたって万引きしたって不倫とは言われないけど、配偶者以外と肉体関係を持つと不倫と言われる。不倫、すごい大罪な響きです。

でも倫理のことは別にいいんです。不倫=背徳、と読み替えれば、それすらも気持ちを盛り上げる燃料になる。それよりも何よりも、気持ちを盛り下げるものがある。私を不倫or不貞にかきたてないもの、それは己の劣化である。どこに出しても恥ずかしい己の肉体、ここに尽きます。

つづく。


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