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規模は小さい、でも熱さはある! 「東京ゲームダンジョン4」、1/20・21に開催

今週末(1月20日、21日)に「東京ゲームダンジョン」というゲーム系のイベントが開催されます。

正確には「東京ゲームダンジョン4」という名前になっています。この「4」というのは、「本イベントが始まってから4回目の開催」という意味のようです。

しかしながら「東京ゲームダンジョン」の過去の開催のところを見てみると、既に4回行われている……。これはどういうことなのかとよくよく見てみると、「横浜ゲームダンジョン」という場所だけ横浜で行ったイベントが過去にあったからのようです。ちょっとややこしい。

まぁともかく、「東京ゲームダンジョン」としては今回が4回目になるとのことです。


さて、この「東京ゲームダンジョン」なるイベントはどういったものなのかというと、簡単にいうと「国内のインディゲームの展示会」となっています。

「なんだ、インディーズゲーム系のイベントなら他でもよくやっているじゃないか」と思われるでしょうが、この「東京ゲームダンジョン」は他のインディーズゲーム系イベントとはちょっと毛色が違っています。

よくあるインディーズゲーム系イベントでは、既に完成済もしくは今後リリース予定のゲームを試遊できたり映像媒体で紹介されたりといった感じで、インディーズゲームだけに特化した東京ゲームショウやE3のようなものがほとんどですが、この「東京ゲームダンジョン」では、その成果物の販売であったり開発者との交流といったところに重点が置かれており、雰囲気的にはコミケのように開発者とユーザーとの距離が近いものとなっています。

それが証拠に、本イベントの「こんな人におすすめ!」欄には以下のようなことが挙げられています。

  • 締切がほしい人

  • 作品を見てほしい人

  • 交流したい人


この中で特筆すべきは「締切がほしい人」。これはゲーム開発を個人や少人数でやっている人たちならかなり共感できることなのではないでしょうか。

ゲーム開発はモチベーションを保つのがとても難しいものです。それは個人などでやっているが故に、「〇〇日までに完成させないといけない!」という制限がないから。

スケジュールに縛られずにゲームを作ることができるというのは、ある意味とても良いことではあるのですが、そのせいでついついダラダラと年月をかけてしまうもの。そんなことをやっているうちに最初に持っていた「自分のゲームを作ってやる!」という高い志はだんだんと風化していき、「なんかもういいや……」と完成を諦めてしまう人が多いのもインディーズゲームの特徴なのです。


本イベントではインディーズゲームを楽しみたいユーザーのみならず、そういった「ゲーム開発のモチベーションが保てない!」という人たちにも向けて催されるものです。

そういったことを考慮してか、出展料や入場料は他の類似イベントに比べてかなり安く抑えられています。残念ながら既に出展申し込みは締め切られていますが、今ゲーム開発をしていて「最近いまいち気分が乗らなくなってきた……」という、ゲームの完成が見えなくなってきている人たちは行ってみても良いのではないでしょうか。

同じような境遇にいる仲間たち、もしくは自分たちより頑張っている仲間たちの姿を見れば、失いかけたヤル気を取り戻せるかもしれませんよ。


この「東京ゲームダンジョン4」は東京都立産業貿易センター 浜松町館5階展示室で行われます。入場は前売り券のみで昼(12時)から入場の場合は750円、夕方(15時)から入場の場合は700円となっています。詳しくは冒頭のリンクから公式サイトを見てみてください。

他のインディーズゲーム系イベントとは少し違って、ユーザーと開発者との間にある“熱さ”みたいなものが感じられる本イベント。東京近郊の方でないとちょっと行きづらいかもしれませんが、興味のある方はぜひ。


今回はこのへんで。

それでは、また。


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