助けを求めて一人前

渋谷のNHKの本社近くにフットサルコートがあるのですが、夜になるとプロのコートや選手が教えるフットサルレッスンが開かれて、男女問わず色々な社会人の方が集まってきます。私も時々、運動不測の解消のためにレッスンに参加します。

そのレッスンでは、実戦形式で色々なテクニックを教わるのですが、印象深かったのは「自分がボールを持っているときに、相手チームの複数の選手に囲まれた」という場面でコーチの方が言ったことです。

普通は相手に囲まれたときに、ボールを持ったままどう切り抜けかを考えがちです。でもそれよりも大切なのは「ボールを持っている自分が相手チームに囲まれていることを、味方のメンバーにはっきりわかるように知らせること byコーチ」。

つまり、誰かに「助けてー」と言えることでチームのメンバーとして、つまり一人前の選手として認められることになるのです。

今生きあぐねていたり、人生の袋小路に入ったと自分で思っている人は、とりあえずお気に入りのカフェでも行って「助けてリスト」を作成してみてはどうでしょう。もちろん恩返しの気持ちも忘れずに。


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