少しだけ成り行きに任せてみる

ある習い事の講師が、個人レッスンを申し込まれたとする。講師としては本当は2時間申し込んで欲しい。でもその生徒は、予算の都合で90分しか希望しなかった。
さてどうするか。その申し込みを断るか。でも講師は考えた。まあいいや、その日は申し込みの少ない曜日だし。

すると、その生徒が申し込んだ時間が90分だったおかげで、そのあとにもう一人のレッスンを引き受けることができたのだった。

人生はできれば、いろんな面で自分でコントロールしたい。でも完全にコントロールするのは不可能だ。それなら自分で絶対に譲れない線を決めて、あとは、成り行きに任せる部分も作ってもいいのかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?