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【社長の問題行動】潰れる会社の作り方

今年になってお惣菜の販売をはじめた
小さな会社。

それまで30年ほどこんにゃくの専門店をしてきた。

ヘルシーブームが運良くこんにゃくへの関心にたまたまつながったのをいいことに、社長は自分には先を見通す力があるのだと言わんばかりの態度だ。

ビジネスの勉強をまったくせず、ただ運と気合いだけでやってきた名だけの社長。

日々、自分がやりたいと思ったものだけやる。なので書類整理が大嫌いな社長はいつも机が重要な期限切れ書類でいっぱいになっている

経理の方との打ち合わせ時間に30分遅刻、その上、重要な通帳をなくし探し回って1時間以上待たせるという失態ぶり 経理の方も仕事に来たのに何も出来ないので仕方なくまた来ますと帰っていく。

そんなことは日常茶飯事で

先日も銀行の方が、
重要な書類2回ほど送ったのですが、書いて頂けましたか?と、そんなやり取りもいつもの事で、もちろん社長にかかれば、そんな書類はどこへやら~
また銀行の方が書類を渡し、
こちらに名前と印鑑お願いします。と3枚目の紙を渡す。これは慣れた銀行の方の場合で、新人さんは会社で書類無くされるなど、そんな事態が起こることがまれなので、
ええっと、書類ないのですか。。すぐにとりに帰ってまた来ますね。(苦笑)
となる。

お金に関することは無関心で 、書類手続きなど誰も代われない社長のやるべき事はやらない。スタッフの管理もやらない。

ただ社長がやりたいのは単純作業のものを作る製造の仕事と、接客。

社長になってしまったのがそもそもの問題で名もない小さな小さなお店ならそれでいいかもしれないが、今や株式会社になり中小企業の仲間入をしてしまったものだからビジネスやマネジメントのやり方を学ぼうとしない社長はてんやわんや。

まったく店が回らない。
それすら気づかないほど毎日焦っていて、何をしてもテンパっているのでスタッフが積み上げたものや、スムーズにいく事も全て社長が自らぶち壊していくという始末。

その尻拭いをできるスタッフだけがなんとか店をまわしてくれているのだ。

ある日すぐ近くでお惣菜を販売することになった。
いつも焦っている社長はなんの準備もせずに、とりあえずお惣菜を持ってきた。

価格もわからないまま社長は販売を始めてしまう。とりあえずお客さんは手に取ってそれを持って席について食べ始める。

社長はお客さんが食べおわってから支払うということにしたらしい?

そして社長は、お客さんが食べ終わるまで待てないのでどこかへ行ってしまう。店をほったらかしてどこへいったのかわからない社長

そしてお客さんが間もなく食べ終わり、食べ終わったケースを持っていくらですか?と尋ねてくる。
そして行列になる。

すみません担当のものが間もなく戻ってくるので少々お待ちください。とお客さんに告げ、社長を探しに行くと、今やらなくてもいい洗い物や掃除をしながら他の店の方と喋っている。

急いで戻るも、お客さんの苛立ちと空になったケースをもったお客の列は続いていく そして 何食べられましたか?とお客に聞き、なんか白いやつ。なんてにっちもさっちもいかない会話をしている。それもそのはずでお客さんはいちいち食べた物の名前なんて覚えているはづがない。


本当に基本的なことすら出来ない社長。なぜ最初に値段をつけて販売しなかったのか。そもそも、ものによって値段が違うのならそれをスタッフにもお客にも提示しておくべきだろう。それか値段を一定にしておくべきだ。


そもそも野外でそれをするべきではないだろう。いっその事全て無料にして会社の名前を売ればいいのだが、会社の名前すらどこにも出していないので、

客: ラッキーだったね無料で食べれて。その程度で無駄に終わることは目に見えている。

こうなることは予測できたはずで、その準備を怠った社長の責任。
こんな尻拭いはありえない。

ただ販売前に打ち合わせするなり、どういう販売形態にするのかはスタッフに伝えておくべきだ。それを怠ってやらないのだから困り果ててしまう。

自ら客のクレーム対応をする状況に仕向けるという、あまりにも酷すぎる社長の対応にスタッフも呆れて働く威力を削がれていく。

こんなことすら出来ない奴に会社の社長になる資格はない。

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