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"ゆとり世代" の生態を知る



どう扱うかもわからない物を使う時どうしますか?


どうやって使うのかわからない、それが何なのか。
それすらもわからないもの そもそも使おうと思わないですよね?


会社が若者を雇う。

今の若いものは 使えない! 働かない。
すぐ辞める。根性がない。ゆとり世代の奴。って

1度や2度聞いたことがあるこのセリフ。 むしろ、自分が言っていたかもしれないこのセリフ、言われたことがあるかもしれないこのセリフ。

若者の生態を知らないのに扱えないでしょ?

これって、物に例えたらわかるのに人になるとわからないこの不思議。

何かよくわからない物買ってきて、説明書読まず、使い方を学ぶこともせず、自分が思っていたのと全然違う。全く使えないじゃないか! これは不良品だ! 壊れてる。 役立たずだ。って言っているのと同じじゃなかろうか。

例えば、ナイフ買ってきて使い方が全くわからず、刃先を握ったら痛かった。だから、ナイフは使えない! 危険な物だ! 手から血が出る。って言ってるようなもの。

そんなアホな。🗿💬
わからなければ 使い方、学びますよね?


時代は日々変わっていて、新しい時代がきていて、新しい世代がいて、
新しいことを知りたい。時代の最先端を知りたい。若者を知ろうと思ったら

若者に聞くのが1番ですよね?
だって、新しい時代という枠では若者のほうが先輩なんです。新しいことキャッチするのも上手ですよね。

わからないことは、よく知っている人から学びましょう。聞きましょう。
って頭ではわかっているはづなのになぜかそれをやらないんです。

なぜか 若者の話は聞かない上の世代が多いこと。

年功序列という年齢が上だから偉いとか、経験豊富だから偉いとか、日本の拝金主義、資本主義社会だから金持ってるやつが偉いとか。そんな考えが邪魔をする。

私より稼いでない奴から話は聞かない。経験がないやつのことなんか信用出来ない。と。

新しい提案が欲しい。若者の意見や考えが聞きたい。と言っておいて
いざ若者が意見をいえば、それは間違っている! こうすべきだ。若いやつの考えは甘い。なんてことを言う
そして若者の話は聞かない。
この矛盾。

会社などで、「社員をもっと信頼出来るパートナーとして考えよう。話をしっかり聞こう。対等に話し合える環境を。」 なんて掲げているのを見たことがあるが、上はそんなことみじんも考えていない。

話はきいて 'やってあげている' 会社の階級が上下関係をくっきりわけ、対等なんてことは程遠い。

自分より稼いでない奴の話なんか聞かない。経験が薄っぺらいから聞かない。若いやつが偉そうに言うな。
なんてどっか心の奥で思っている。

"ゆとり世代 "という言葉からも その上から目線な感じが溢れだしている。上の世代から見比べた 若者世代への呼び名。という感じがしてならない。

今は、ミレニアル世代、デジタルネイティブ、Y、Z世代などといろんな呼び方や言葉が出てきた。

考え方や見方も少しずつ変わってきている。でもまだまだこの矛盾がいろんなところで起こっている。

口では、対等に信頼し合える関係を。
時代は変わっているだ。と言っているのに、新しいことを学ぼうとせず、昔ながらを押し付ける。そんな矛盾。

頭ごなしに "今の若い奴は! "と言う前に、ほんの少し、若者の話に耳を傾けてみませんか?
若者の取扱説明書、扱い方学んで見ませんか?
いろんな新しい世界が見えてくるかもしれませんよ。

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