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「このままでいいの?」と思った3つのきっかけ

こんにちは。ちいさまです。
自己紹介なのか、ぶっちゃけなのかわからない、前回の記事を読んでくださった方、ありがとうございます。

記事の中で、「2021年末に『ワタシ、このままでいいのかな?』という気持ちが湧き上がってきた」と書きましたが、今日は、どうして「このままでいいの??」という気持ちが湧き上がってきたのか….
そのきっかけについて、ちょっと書いてみようと思います。

当時のことを思い出すのは、今も少し(いや、だいぶ)しんどいです。
さすがに、心臓がギュッと締め付けられたり、手が震えたり、涙がブワッと溢れてきたり…なんてことはほとんどなくなりましたが。
心がザワザワする感じや、心臓がちょっとだけキュッとする感覚は今もなくなりません。

でも、振り返って言葉にすることで、昇華できるものもあるのかなという思いもあるし、今、同じ状況にある方に「こんなやり方もあるんだな」と、爪の先ほどでもヒントになることがあると嬉しいなと感じているので、書けるところまで書いてみます!

私が「このままでいいの?」と思えたきっかけは、多分、次の3つです

  • プロの力を借りることにした

  • 「ちいちゃんはちいちゃんだから」とそのままを受け入れてくれた

  • 病院の診察を受け、治療を始めた

それぞれ少し具体的に書きますね

プロの力を借りることにした

プロの手を借りるのって、実はとっても大事

最初は自分でなんとかしようともがいたのだけれど、どう頑張ってもどうにかできるキャパを超えていました。
まず、ここを認めるまでにものすごーく時間がかかったんですよね。

ダメな自分、できない自分を認めるのはものすごく怖かったし、それを周りに知られてガッカリされたり呆れられたりすることは、私にとっては最終宣告に近い感覚なのです。

でもどう考えても無理。
詰んでしまった未来しか想像できない。
それが心底身に染みたとき、「あぁ、プロの手を借りよう」と決めることができました。

でもプロの手を借りると言っても、なかなか難しいんですよね。
見せたくない自分を開示するのだから、信頼できる人を見つける必要がある。

もうダメな自分は自分がよくわかっているから、「あなたがダメなんです」とか「そんなことだからうまくいかないんです」なんて否定的な言葉を言われたら、2度と立ち直れなさそう。
かと言って、「あなたのままで大丈夫ですよ」なんて甘い言葉だけを言われても、「いやいや、今のワタシのままでいいなら、そもそもこの現実にはなってないよね?」と思うし。

Webサイトを見たって、当たり前だけど、どこもいいことしか書いてない!
口コミだって、評価が低すぎるところは論外だけれど、評価が高ければ自分に合っているわけでもないし….
結局、体験相談を受けて、一番いいなと思った方にお願いすることにしました。

これからプロの力を借りよう!と思っているなら、いきなり1人に決めて申し込むのではなくて、何人かの体験を受けてみることをオススメします。
もちろん、必要とするプロの力によっては、体験できないものもあると思います。その時もメールや電話などで相手の対応を確認するのは大事です。

もし最初の段階で違和感を覚えたら、それは無視しちゃダメだと私は思います。違和感ってめちゃくちゃ重要。
高いお金を払って、自分の合わない人に見せたくない自分を開示するって苦痛以外の何者でもないはず。それで余計に辛くなったら元も子もありません。

ワタシは最初に「今までひとりでよく頑張りましたね。」と言われた時、心の中でつっかえていたものが崩壊したかのように泣きじゃくってしまいました。
人前で泣くことはほとんどないので、ものすごく珍しいです。しかも初対面なのに….

毎日不安ばかり感じていたのが、少しずつ「大丈夫かもしれない」と、心おだやかに過ごせるようになってきたことが、「このままでいいのかな?」と思える1つ目のきっかけだったように思います。

「ちいちゃんはちいちゃんだから」とそのままを受け入れてくれた

そのままを受け入れてくれる友だちは宝物

プロの力を借りるのと同じぐらいのタイミングで、友人2人に自分の状態を正直に打ち明けました。

これもまた、ワタシにとってはものすごくハードルが高くて。

友だちに呆れられたらどうしよう….
もう友だちでいられないって言われたらどうしよう….
表面上は何も言われなくても陰で、サイテーとか思われたら立ち直れない…

今にして思えば、これって友だちに対してとても失礼な思いなのですが、その時は本気でそう思ってました。
それでも言おうと思ったのは、ずっと友だちでいたかったのと、この2人なら大丈夫…という自分の直感を信じたからです。

当時はまだコロナ禍でリアルに会うのは難しかったので、オンライン女子会の場で告白。
打ち明けるのが怖いからできるだけ淡々と話そうと頑張ったことを覚えています。だけどやっぱり感情がわっと溢れてきて、途中で言葉に詰まっちゃいました。

ワタシの話を聞いた友人たちは、「ちいちゃん(ワタシの呼び名)はちいちゃんだから」と。
これも心が震えるぐらい嬉しかった。

甘いばかりの友人ではないので、ちょっとお説教もあったけど、突き放したり否定したりしているのではなく、ワタシのことを考えてくれているからこその言葉だと感じたので、ものすごくありがたかったな。
その後、一緒にどうすればいいか?を考えてくれました。

ワタシは友だちに悩みを相談するのも苦手なのですが、(「迷惑かな」とか「鬱陶しいかな」とか考えてしまう…)自分のありのままを受け入れてくれる友だちの存在は、相談してもいいんだと思えるきっかけになりました。

ワタシは相手が望まないアドバイスを「クソバイス」と呼びますが、彼女たちのアドバイスは、いつもダメ出しも含めて、愛情を感じています。

病院の診察を受け、治療を始めた

身体の不調は心の不調にもつながる

これは最初の「プロの力を借りる」とも一部かぶるのですが、自分の心や身体の状態を考えた時に、更年期の影響も多分にあるなぁと思ったのです。

これはまたいつか別記事で書こうと思いますが、ワタシは歳を重ねることに生理的にと言っていいほどの嫌悪感を持っています。
「年齢はただの記号」なーんて、格好つけて言っていたこともありますが、本心ではカケラもそんなことを思っていませんでした。

歳を重ねることが嫌で嫌で仕方ない。
若返りの薬があるならば、真っ先に手を挙げて飲みたいぐらいにイヤ。
だから歳を重ねたことを否が応でも突きつけられる、身体の変化を認めるのもイヤ。

だけど朝起きられない、睡眠時間は足りているのに体がだるい、午前中は動けないことが多い、頭痛やめまいがする、何もやる気にならない….

毎日のようにこんな症状に悩まされて、色々調べてみると「更年期うつ」の可能性があることを認めざるを得ませんでした。
最初はドラッグストアでも買える「命の母」で凌ごうかとも思いましたが、多分、それじゃ改善しないだろうなぁと。

重い腰を上げて婦人科へ。
血液検査の結果、更年期の症状でホルモン治療をした方がいいだろうということになり、昨年の終わりから塗布用の薬と飲み薬を使って治療をしています。

ホルモン治療をした=身体の不調が全部なくなった!というわけではないですが、治療前よりも症状が軽くなったり頻度が減ったりしている(朝起きられない、午前中動けない…はあまり変わらないけど)ので、それだけでも気分は上向き。

身体の不調が軽くなるにつれ、心の状態も安定してきたように感じます。
身体の不調って放っておいちゃダメですね。
特に女性はホルモンの影響を受けやすいから、特に40歳を超えたら婦人科へ身体の相談に行ってみるのって大事だなと思います。

自分だけで頑張るのは限度がある

きっとワタシも含めて、人に迷惑をかけたくない、呆れられたくない、嫌われたくない…の思いが強い人は、自分だけでどうにかしようと頑張るのだけれど。

自分だけで頑張るのには、限度があるなぁと今回しみじみ感じました。
頑張って頑張ってプツンと切れてから、誰かに頼ろうとしても、その時にはもう気力も体力もなくなっている…なんてこともあるはずです。

だから「もうちょっと頑張れるかも…でも….」ぐらいの時に、誰かの手を借りるって、大事なんじゃないかなと思うのです。
今回ワタシは、自分のキャパを超えてから他者の力を借りたので、自分に対する跳ね返りはかなり大きかったです。
もっと前に【適切に】(ここ、めちゃくちゃ大事!!!ワタシはこれまで、適切じゃない手の借り方をしてきた)他者の力を借りていたら、もしかしたら2021年の1年間は違った1年になったのでは?とも思います。

だから、もしも今、「もうちょっと頑張れるかも…でも….」と思っている人がいたら、ぜひ少しだけでもいいから他者の力を借りることを、自分自身にOK出して欲しいです。

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