見出し画像

今週で終了(予定):乳がん治療

だいぶ久しぶりになってしまいました。

乳がん治療について、経過を書きます。
1月手術、5月放射線治療、その後ハーセプチン+パージェタ再開(3週間に一度)をずっと続けていました。

ガンが分かった時、ステージⅢ、Ki67値は90以上と言われていたのに、腫瘍マーカーは基準値内だった私(最近確認)。
術前の抗がん剤治療で「ガンが見当たらない」と言われ、術後も切除した乳房にガンが見つからなかったと言われたので、退院後ちょっと調子に乗っていたかもしれない。

まるで、ガンなど体になかったかのような、以前の食生活に戻りつつありました。なかったことにした方が、体もそう信じるかな?と都合のいい考え方もして。

しかし、術後からうっすらと腫瘍マーカーが上がり始めました。

腫瘍マーカーは5が範囲内。5以上を示すと「高値」であるマークがついてきます。

それが回を重ねる度にすこーしずつ上昇。
担当医も「?」と首をかしげながら、経過を観察。
その頃は、放射線治療も終えていて、担当医も「これで治療のほとんどを越えました。お疲れ様です」と声をかけたかったみたいだけど、数値が上がっているこっちとしては、「いやいや、私大丈夫なの?」とヒヤヒヤしていしまい、担当医も微妙なタイミングでの声掛けになってしまったようでした。
(それでもこの時は経過観察)
 
その次の時にやはり上昇していました。
結構急激に。
それでも看護師さんは「腫瘍マーカーは人によっては百単位の人もいるから、全体としては高くないんだよ」と説明してくれましたが、「高値」マークが恐ろしくて、態度は冷静にしていたつもりだけど、この時期の生活は本当に落ち着かなかった。

担当医は「もともと、リンパ節に転移しているのだから、ガン細胞が体中をめぐっている可能性は高く、それまでは隠れていたということもある。PETをやってみましょう。」ということに。
日頃の生活にも気をつけつつ、検査中は猛烈に祈りつつ過ごしました。

結果、何も見つからず。
正直、ホッとしました。
数値は以前高いままなので、担当医も首を傾げつつも「何もなかったので、もう少し経過をみましょう」ということで、分子標的薬は続行しつつ、その他の治療や検査はしない方向で1か月。

次の血液検査では、微減。ほんのちょっとだけ数値が下がっていました。
例えば15が14になったようなくらい。

それでも、血液検査の度に徐々に上がっていたことを考えたら、その上昇が止まって、よかった~!と胸をなでおろしました。

そして前回。

数値はかなり下がって、あともう一息で基準値内。

そして、予定通りならば、今週末の分子標的薬の点滴で、一連の治療は終了。

後は、定期的な検査になります。

そんな訳で、今週はうれしいのと数値が上がっていないかのドキドキと療法です。

腫瘍マーカー上昇期間は、いろんなことを試しました。
で、下がった時は「多分これが良かったんだな」という見立てをして、それを今回も続けています。

結局、治すのは自分自身なんだな…とつくづく感じています。

まだ油断はできない時期ですが、腫瘍マーカー上昇はすっかり治ったと調子こいていた私に、もう一度去年誓ったことを思い出させてくれたのではないか?と勝手に思っています。

喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうので、喝を入れられたのだと。

私はガン患者だけど、それをなかったことにするのではなく、「ガン経験者」として、ガンになってしまったそれまでの生活を振り返って、どうしたらもうならないのか?を意識していかないといけないなぁ~と感じました。

家族にも周りにもいっぱい迷惑と心配をかけたので、ここのところは恩返し中・・・というか世の子どもがいる40代女性と同じように、慌ただしく動いておりました。


仕事やイベントで忙しい週末を過ごしていましたが、子どもと公園で遊んだり、プールで泳いだり、温泉に行ったりできるようになって良かった。
温泉は片方胸がないので、隠しながらですが、子ども達も隠れ蓑になったりしてくれています(笑)。
 

もしも、今週末無事に終われたら、日頃思うことについて、ポツポツ書いていきたいと思っています。

・・・間は空くと思います^^;



 お読みいただきありがとうございました。

サポートしてくださる方が増えたら、わかりやすく頑張ります(^^)