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さだまさしさんのお庭から         vol.15 薔薇

『ひまわり』 『only~薔薇園』


30年位前のコンサートトークのお話。
さださんは子供の頃に、河原で見つけた赤い薔薇を弟の繁理さんと一緒に家の庭に移植したそうです。そして大人になり、かつて住んでいた家の近くを訪れると、そこには真っ赤な花をたくさん咲かせた立派な薔薇の木があった、と。
『ひまわり』『only~薔薇園』共に唄われているのは赤い薔薇、さださんにとって薔薇は赤なのでしょうか?

薔薇は世界に2万種類あると言われています。
各国のプリンセスや女優、歌手などに捧げられその名を冠した品種も多く、花の中でも特別な存在と言えるでしょう。
今回は私の好きな、薔薇にまつわる作品を3つご紹介します。(和訳は正確ではないかも知れません。どうかご容赦下さい)

○『ばらに寄せて』 サトウハチロー抒情詩集より 
 つぼみのときの においこそ
 ばらのまことの いのちなり
 ひらきてのちは あさゆうの
 かぜにいのちは うすれゆく

○「星の王子さま」 サン テグジュペリ 著
 "It's the time you spend on your rose that makes your  rose so important."
(きみの薔薇をかけがえのないものにしたのは、
 きみが薔薇に費やした時間なんだ)

○"The Rose" Bette Midler
 "Just remember in the winter
 Far beneath the bitter snow
 Lies the seed that with the sun's love
 In the spring becomes the rose"
(冬の厳しい雪の下に埋もれている種も、春には太陽の 
 陽射しを浴びて薔薇の花を咲かせる事を思い出して)

参考サイト
「地域百貨」https://chiikihyaku.jp/life/9890.html

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