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さだまさしさんのお庭から        vol.18 カンナ

『絵はがき坂』

長崎市内の観光名所のひとつオランダ坂。
活水女子大学あたりの坂道から海が見えなくなって、もう10年位は経つでしょうか?
それでも梅雨時の濡れた石畳は風情があって、赤い傘が通ったりするとシャッターを切りたくなります。
足元には気をつけなくてはいけませんが。

noteを始めてから、見慣れていたはずの景色に時々新しい発見をするようになりました。
カンナと言えば、夏に赤や黄色やオレンジ色の花が咲くものとばかり思っていました。それがこの夏は、図書館に向かう途中にまるで極楽鳥花のような、濃い青味がかった葉にオレンジ色の花弁のカンナを見かけました。そして11月の今、ご近所では燃えるように鮮やかな赤色が目を引いています。
百日紅よりも開花時期は長そうですね。

では『絵はがき坂』の「カンナがもうすぐ咲く」頃とはいつでしょう?
カンナがあったかどうか定かではありませんが、オランダ坂には梅雨が似合います。



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