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人を憎まず、仕組みを憎め

お久しぶりでございます。私です。

我社は12/21が最終出社日としてまして、現在絶賛リモートワーク中(なんたるホワイト)につき、故郷の福島ではなく仙台からお届けします。だって27日超えちゃうと飛行機も高くなるし渋滞もとんでもないではないですか。皆がおかしい、と思うものはどんどん直して行きたい所存です。できる範囲でね。

さて、ハヤカワ五味さんに召喚頂いたので重い筆を取ることにしました。スマホだけど。

20:27頃です。

人を憎まず、仕組みを憎め。

そうです、これは僕の言葉です。言われてみれば確かに今年はこれを2日に1度は言ってるな。

組織で働くと様々なことがあるじゃないですか。いいことも悪いことも、楽しいこともそうじゃないことも、理解できることもできないことも。そう、沢山あるんだよね。なんかもう全部表裏一体なんじゃないかってくらい、連続で襲ってくる。もうね、これは仕方ないと思うのですよ。生まれも育ちも教育も違うわけだから、当然思考だって異なる。そして、ポジションによって視座がみんな違う上に、人が複数集まれば当然群衆心理だって働くわけです。変数があり過ぎる。

なのに、問題が起きたときに人はどうしても特定の個人に矢印を向けがちじゃないですか?あいつが悪い、あいつが駄目だ、あいつがあいつがあいつが…

ん?

でも、本当にそうなんでしょうか?

僕が思うに、悪いことをしようと思って悪いことをする人って、ほとんどいないんじゃないかな?と思うのですよね。だって、ほとんどの争い事は正義と正義のぶつかり合いじゃないですか?基本的にアニメみたいなわかりやすい根っからの悪なんて存在しないんじゃないか?とすら思います。たまにいるけどね。

というわけで、僕が何故「人を憎まず、仕組みを憎め」と思うかというと、こういうわけです。つまり会社を悪い方向に持っていこうなんて思ってる人ほとんどいないし、みんな良かれと思ってやってることがほとんどなんだよね。ただちょっとベクトルが違ったり、解釈が異なったり、アプローチが異なるだけなんじゃないかな。

で、あるとするならば、多分きっと、十中八九、いや?9割9分9厘、それは仕組みが悪さしてると思うんです。

だからこそ、先に疑うのは人じゃない。今ある仕組みであるべきなんだ。それは組織であれば評価制度だったり、既存のルールだったり、はたまた雰囲気だったりと様々だ。だからこそ、何度でも言うけど先に疑うべきものは人ではない。仕組みなんだ。

先に人を疑うのはコストが高くつきすぎるってのもあるけど、この順序を間違わないだけで、現代の組織は今の状態よりも少なからず必ず前に進めるはずだ。

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