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ブックレビュー#21 怒鳴り親 土屋 髙徳 著


夢が「母親」だった割には

私は2日に1回は次女に対して
ブチ切れている「怒鳴り親」である。

どうしても子どもの態度に腹が立ち
腹が立っていることを
隠すということが全く出来ない。

結構、自分を抑えられないだけなのか
これは病的なのではないかと
思うことがない訳ではないけれど
幸い、上の子がいて、彼女の子育てに
私が怒鳴ったりことが皆無なので
これは、単に相性の問題というか
子どものキャラによるのだと
ある程度は納得している部分がある。

土屋先生から学べたこと

それでも先生の本で述べられていること。

子どもと同じレベルになってはならない。
感情に任せて言葉を発してはならない。
子どもにも人権があることを肝に銘じて接すること。

この辺については耳が痛い。
我がふりを直す必要がありそうだ。

私はいつも子どもと対等のつもりだけど
同レベルに成り下がっているのか。

親子で突然本音を言い合えと言われても
絶対に無理。だから最初から
本音でいこうじゃないか。

子どもに人権?
もちろんそのつもりだけれど
経済的に親におんぶにだっこである以上
とってはいけない態度っつーもんが
あるだろー
と思う気持ちは抑えられない。

だって、すごい我慢して働いて
命がけで子どもを守る覚悟で
生きているのだから。

「治療的里親」

老後何をしようか。何がしたいか。
その前に何かやることもあるだろうけれど
何だか最近私はもういろいろ
やったなという
達成感に満たされている。
子育ても教育資金もまだまだ
終わりを迎えてない
けれど何とかなくところまできた

これまで漠然としていたけれど
子育てが終わったら
親に縁の薄い子を集め、親でなくても
「信用できる大人」がこの世にはいて
安心して心を開いていい人がいる
ということを口だけでなく
行動で示したい。

そして自力で自分の生育環境を
打破することで
自分は親を超えることが
出来るということを
これも言葉ではなく体感で
感じて欲しいと思っている。

これの役割を「治療的里親」と海外では
呼んでいるそうだが、日本では土屋先生が
唯一の治療的里親だという。
私もいつか、治療的里親の活動をしたい。。。


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