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1冊目にオススメの野鳥図鑑(2024年版)

私は昨年夏に双眼鏡一つでバードウオッチングを始めました。双眼鏡の次に欲しくなるのは野鳥図鑑ですね!今日はバードウオッチング初心者の1冊目に圧倒的にオススメできる野鳥図鑑を紹介します。

初心者ながら、私は野鳥図鑑を複数買ってきましたし、図書館で何冊か借りて読みました。その中で一番のオススメはズバリ、山と渓谷社の『散歩道の図鑑 あした出会える野鳥100』です。私は図書館でこの本に出会って、感動したので即Kindle版を買ってしまいました。

※ステマ/収益目的ではありません。この記事は純粋に同書のファンとして書きました。


ちょうどいい、100種類

図鑑を買うとき、何種類の鳥が掲載されているか気にしますよね。そしてもちろん、沢山の鳥が載っているほど偉いと思ってしまいます。私が一冊目に買ったのも、300種類以上掲載されている図鑑でした。

でも考えてみてください。見かけた鳥の名前を知るために、300種類の中からそれらしい鳥を探し出すのはあなたの仕事です。初代ポケモンが151種、いきなりその2倍です。ちょっとイヤになりませんか?

その300種類には、オオワシやタンチョウのような、特定の地域でしか出会えない鳥が含まれています。身近によく見かける100種類だけ予め抽出してある図鑑の方が調べやすいのは間違いありません。

厳選された100種類というのが何ともちょうど良くて、私が半年強で出会った野鳥の多くがカバーされていました。

写真やイラストが綺麗

掲載数を欲張っていないので、紙面にも余裕があります。多くの鳥が見開きで説明されていて、写真も大きく印刷されています。

Amazonのサンプルページから

そして素人目には、どの写真も、素晴らしい写真ばかりだと思います。2022年刊行と新しく、今の感性とマッチしているせいかもしれません。

さらに写真で写しきれない部分はイラストで丁寧に説明されていて、初心者が野鳥を見分けるのに知っておきたいポイントが明白です。

愛のある文章や見出し

それぞれの鳥の説明文も、説明的になりすぎず、鳥への愛が感じられるものになっていると思います。

中でも、それぞれの種の特徴を一言で捉えた見出し文が秀逸です。例えば「タネまきはおまかせ!食いしん坊代表」はヒヨドリの見出し文です。木の実や果物が大好きなヒヨドリの特徴を良く捉えていますね。

それぞれの鳥を大胆に一言で説明していて、覚えやすいなあと感心してしまいました。

まとめ

この記事では一冊目にオススメの野鳥図鑑として『散歩道の図鑑 あした出会える野鳥100』を紹介しました。これからバードウオッチングを始めたい方、誰かにバードウオッチングを布教したい方、お手元に一冊いかがでしょうか。

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