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波乱の2月:歯医者でも歯の仕事せず保険業してます

私は派遣でもなんでもしてる。
平日のゴールデンタイムは全部、自己研鑽研修にぶっこんでいる生活だ。
一昨年は、一般企業へ派遣と夜勤のバイト、去年からは直雇用で週3労働。

なぜなら、生計を立てるのに臨床できる技量と時間にバランスがとれず、いろいろ脱線してしまった歯医者だから。
基礎研究分野にいってしまったがゆえに、臨床手技がほぼ最低ランクになった。

専門医になるぞーって意気込み、上京した当初は、ホワイトニングサロンでバイトしてたんだけど予約調整やノルマ売り上げのミーティングや自己啓発セミナー出席を、シフト以外に参加するよう(無給)言われて、平日の見習い研修の時間が優先だったので臨床を諦めたんだ。

歯の仕事は研修後の大学院時代だけ関わった。
開業医のバイトのみで実務を経験していたけど、やっぱり周囲に比べて必死でやっても低ランクだった。

おまけに院修了まで時間がかかった。
紆余曲折を経ていた院時代に、持病で検査入院したことをきっかけにライフイベントで休学→→主研究チームから外された。
ピペットマン奴隷になりきれなくって、講座内別分派チームで研究再開となり→→ほぼ一人で開拓した分野で復帰後、学位取得。

修了後に専門医研修を受けざるを得ない状況で必死だったよ。

こういう数奇なライフモデル、自分くらいなんだよね。
だから、元の大学でハラスメント受けてたことも重なって、戻ってそこで専門研修受けさせてくださいとかできなかった。

それで、関東へ脱出、上京。
順調にも見えた最初の生活が、どんどん施設や周囲の都合に振り回され研修中断になってしまって今に至る。

ついてないなあって思いながらも、まあこれも努力をもっとしようと言い聞かせて真面目に取り組んだけど、いろんな苦境に立つばかりだった。
続けれるように次施設を探してるんだけど、どこに聞いても、受け入れ体制がないと言われる。

昨年秋は、思いつめて気づいたら川のそばで固まってて助けられてしまうくらいになっていた。
生きて帰ってこれたくらい心身が追いつめられてしまったらしい。

それでも、なんとか持ち直そうと11月から面談・見学・問い合わせをして次の再開場所を探したけど、後から時間をかけて拒否されるケースがほとんどだ。
新卒カードもないし、狭い門に挑むにはとても難しい。
最初は良い感じで話が進むなあって、前向きな返事をもらうけど結局NOという打率の低さ。

難しいなあ。
やっぱり医学部の受け入れ体制とは全然違う。

歯医者は歯医者で基礎研究沼ってたら専門医研修を希望しても、年齢的にも不利でなんにも進展できなくなった。
歯学系のの某専門医機構はこの分野に後進育成する気もなかったり、消極的で閉鎖的。
昭和の一部の既得権益に引きずられているような感じだった。
暗い寒い闇の世界の専門医機構・・・

昨日来てた某大学からの通知では、「主務で歯科臨床をしていないか確認されていた」。
研修をうけるためには主務という職業差別まで来てて、もう心が疲弊した。
思い余って昨夜は、Xで愚痴ってしまう始末。
メンタルさすがにやられてる気分だった。
今の生活様式では、「週4-5を見習い研修+週3一般企業バイト」で回していて、研修に時間をたくさん割り当ててたんだ。

だからって、保険業の会社に勤めている収入経路まで限定して省くことないじゃないか・・・
それで生活が回っていたのに、職業差別だろってね。
研修時間確保に私は一番、注視してたのでまさか、主務や生計を臨床でのみ得ているものだけが研修可能だなんて知らなかった。
こういう枠づけされていて、受け入れ拒否+研修できません、とか返答来るとがっかりするんだよね。

3ヶ月待った面談結果がそれかー・・・って。
他の検討施設も、もう1月末でレジデントコース1年限定制度とか申請期間終わってるんだ。
今から申し込むとしたら大学院入学試験くらいなんだよね。
既にPh.D.持ってるので、さらにまた再び博士課程入学して研修受けるってなるのもどうかとも考えたさ・・・・でも、それは必要ないよって言ってくれる人もいてて、そこは最後の手段と位置付けた。

しかし、医学博士の次はまた、入学して歯学博士取りに行くのか・・・・うぅ・・これは人生的にどうなんだろう。
専門医研修を受けるために博士課程に再びってか・・・。

今後はどうするか、今かなり混乱中。

今日のバイト・・・もう布団から起き上がれなくて、ストレスから熱でて休んじゃった。

ふう、前途多難の2024年だな。
芦原 妃名子先生の訃報で私もひきずられそうになったくらいで、カウンセリングのある転院先に初診を予約しちゃったくらいだ。

そんな2月初旬だった。

さて、今月はどんな波乱の月になるだろうか

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