せな

25になった女です。暗いことしか書きません。 希死念慮の塊。恐らく整形依存。性嫌悪。 …

せな

25になった女です。暗いことしか書きません。 希死念慮の塊。恐らく整形依存。性嫌悪。 摂食障害、不安障害断薬▶️ADHD断薬 過食嘔吐したりしなかったり。

最近の記事

本当は整形やめたいよねって

昨年就職してから毎日忙しく、体調を度々崩す生活をしていたが、今日もまた喉を腫らして高熱が出たので欠勤した。 いつもはnoteを書く時間も気力もないのでしばらく書いていなかったが、なんとなく久しぶりに書いてみようかなと思い、今に至る。 休日返上で働いて稼いでまたいくつか整形もした。 当然後悔はしていないし、また可愛くなれたなと嬉しくも思っているが、時々ふと立ち止まると「だからなに?」と真後ろから自分の声が聞こえる。 今日も聞こえてしまった。 どれだけ身を粉にして働いて、金や

    • 私は私に期待していないから

      ここ1ヶ月ほどで私を取り巻く状況が大きく変わり、現在必死に就活している。もう2社落ちた。 起こった出来事があまりのことで、正直久々に死にたくなったのだが、今は不思議と落ち着いている。 最初の数日間は呆然として、母親や友達に事の顛末を話してはぐちゃぐちゃに泣いた。 私は本当に馬鹿で、碌でなしで、愚かだったのだと悔しさに泣いた。 大学を卒業してからのこの1年半を実に無駄にしてしまった。1年半あったら何でもできたのに、と過去の自分の甘えを呪っている。 詳しいことが書けないので、

      • 産みたいこと、生まれたくないこと

        反出生主義という考え方を昨年末に知った。 そして私自身がずっと感じていた違和感に名前がついた。私はまさに反出生主義だったのだ。 整形を決意した頃、まだ見ぬ自分の夫と子供のことをよく考えていた。 整形をして顔が変われば、仮に誰かに好かれたとしても、それは生まれたままの私のことを好きになってくれたということではなくなる。 私はまず、そこで得られない自己肯定感を受け入れなければならなかった。私は本来の私として愛されることは一生ないのだと、その事実を認めなければならなかった。 ただ

        • ウォールフラワー

          久々に会った友人が、そういえば秋頃に引越しをすると言っていたのを思い出した。 日曜の夕方、混み合う商業施設のレストランで向かい合って食事をしながら、私は彼女にそのことを尋ねた。 引っ越したばかりだけど部屋が汚い、と彼女が笑って言うので、まだダンボールが片付かないだとか物の整理ができていないだとかそういう意味だろうと思い、私が同じように笑ってそう返すと、彼女は首を横に振った。 「ひとが来る時しか片付けないからいつも散らかってる。部屋が綺麗だとなんか罪悪感あるんだよね。綺麗な部屋

        本当は整形やめたいよねって

          目の前は赤

          怒る時、手が震えるというのは本当だったんだなと、ついこの前知った。 私はどちらかと言うと短気で苛つきやすい質で、すれ違う見知らぬ人に対してすら敵意を持つこともざらにある。みんな私のことが嫌いで、私もみんなのことが嫌いなのだと思うからだ。他人は常に敵で、決して私の味方ではなく、だから私は弱い所を見せてはいけないのだと、そう思っているのかもしれない。 弱さにつけ込まれるのを恐れて、私はずっと怒っている。そうして自分自身を緊張させていないといざと言う時に自分を守れない。私を守れる

          目の前は赤

          日和

          台風19号が上陸した日、私は、自分はいよいよ死ぬんじゃないかと思った。 台風の目の進路上にちょうど今の住居があった。 雨と風が強くなるにつれて、ああこれで死ねれば保険金も下りるしいいんじゃないか、と思っていた。 そして同時にできる限りの避難準備をして、生きる用意もしていた。 抱える矛盾を笑うこともできなかった。 たぶん、本当に死にたかったし、本当に生きたかったのだ。どちらも嘘ではなかった。 ただ、台風が直撃した割に家は壊れなかったし浸水もしなかったから、私は死ななかった。

          男性/性嫌悪の話

          人間が気持ち悪く思えてならない時がある。 特に男性が。 肌の質感、指の爪の形、髪の生えた頭皮、汗や香水の匂い、生え放題なすね毛、伸びてきた髭、1日着たスーツ、笑うと見える歯、生温い手、私に向けられる声、欲。 気味が悪くて吐き気がする。 女性相手なら中々こうはならない。 私の周りの女性はいい匂いがするし、手は柔らかいしすべすべで、話す声は優しいし、大概私に性欲を向けないからだ。 そもそも男性が怖いのかもしれない。 よっぽど華奢でない限り私より力が強いし、声は低いし、背は高

          男性/性嫌悪の話

          タナトスはこの窓を蹴って

          幸せというものは、ひどく遠くなってしまった。 10代の頃はまだ自分がどうすれば、どうなれば幸せなのかを分かっていたように思う。 いつからか手段が目的に成り代わって、幸せが隠れんぼを始めて、それが隠れんぼなんかではなくて出奔だったと気付いたのは、手遅れになってからだった。 既に手の届くところに幸せはなく、ふんぞり返った諦念が代理でやってきた。 お前なんか要らない、と言うには私の手には何もなかったし、今もない。 だから隙間を埋めるように諦念は居座り、追い出せないまま数年が過ぎた

          タナトスはこの窓を蹴って

          不自然な箱庭

          つい先日の話。 漠然と死にたいだとかなんとなく苦しいだとかそんなものではなく、本当に死ぬべきだなと思った出来事があった。 それでしばらく忙しくしていたのだけれど、なんとか今後の目処が立ったので久しぶりにnoteを書いてみている。 原因は主に、お付き合いしている相手の都合だった。 数日連絡が取れなくなり、私はその間ずっとこれからどうすべきか考えていた。 やるべきことをやったら死のう。 今度は本当に死ぬしかないと思った。 結局、数日後には連絡も返ってきたのでひと心地ついたのだ

          不自然な箱庭

          不適合

          なんだか、どうしようもなく途方に暮れてしまった。 生きていても何にもならない気がする。 私は良い人間ではないし、言えないこともたくさんしてきたし、普通にも生きられない。 友達や家族以外の他人と接すると痛感する。 自分が生きるのに向いていないということを。 そこはかとなく悲しい。 楽に死ねるなら今、と思う。 希望など今更ないのだし。 こんなまま生きたいとも思えないのだし。 どうしようもないなあ。死んだ方が楽だなあ。

          不適合

          馬鹿者

          離脱症状が酷くなり、特に身体的な症状が酷くなり、自律神経の不調と感覚過敏と電気ショック様感覚と息苦しさと体の内側がむず痒い感覚が続いている。 異様に暑い気がして嫌な汗が出て、皿がぶつかるときのカンという音さえ頭に響いて、1秒にも満たない眩暈が繰り返され、その度に上半身が痺れ、酸素が肺まで届かずに苦しく(実際は届いているけれど)、体がムズムズとして暴れたくなる。 夢見も悪いのか、夢の内容は覚えていないけれどとにかく目覚めが不愉快で、今日などは何もできずに昼寝に逃げた。 寝られ

          馬鹿者

          いつか途切れる糸

          良くないのは分かっていて、断薬している。 服用をやめたら数日で離脱症状が出るのが分かっていたから、それで死ねればいいと思って。 今日で3日ほど経った。 死にたいというか、何も無い感覚がある。 なんとなく料理をして、煙草を吸って、ドラマを見て、けれど外出はできなくて、眠くなるまで時間を潰す。 死ぬには準備がいるから、あれを買わなきゃこれを買わなきゃと考える反面、2週間後の母親が来る日には何をしようとか選挙のあれこれをしなければとか9月の舞台チケットを発券しなきゃとか、ずっと

          いつか途切れる糸

          諦念、怒り、悲しみ、絶望

          結局のところまだ整形日は決まっていない。 本当なら今頃クリニックに行けているはずだったけれど、また駄目みたいだ。 いつもいつも期待している。 今度こそ、今度こそ忌まわしい頬骨とエラと顎から解放されるんだと、期待している。 なのにそう上手くはいかないもので、7度目だか8度目だかの延期。 いよいよ神様が邪魔しているんじゃないかと思うくらいだ。 一体なんの神様だよ。あんたにそんな権限ないだろう。 期待してはまた駄目かと肩を落として、死にたくなって、もうこんなのはごめんだと駄々を

          諦念、怒り、悲しみ、絶望

          形のない

          だんだん心の中が、内側から腐って黒ずんでいくような気がする。 一つ一つ積み重ねるごとに、そうさせているのは自分だと痛感する。 やりたくないことを惰性で続けて、私欲のために続けて、それは自分のために他ならないのに、なぜか黒く黒くなっていく。 自分のためだと分かっているからこそ、これは仕方ないことで自業自得だと思うのに馬鹿みたいに苦しい。 付き合っているていの人に会ったあと、私は一体何をしていたんだろうかと必ず我に返る。 半ば騙すように、都合の良いように解釈してこの関係を続けて

          形のない

          満たされないもの

          何か満たされないものがある。 と、たぶん私は感じている。 だから過食嘔吐に走ったり、整形に依存したり、つらいと泣いたりする。 でも何が満たされなくて喚いているのかは私にも分からないのだ。 私の感じるつらさは何に起因するのか、ずっとずっと考えてきたけれど、結局今も分かっていない。 逆に、過去に原因を求めたところで解決しないということだけは分かっている。 これは私が大学で学んで正確に覚えていることの数少ない一つだ。 例えば親子関係が悪かっただとか、いじめられただとか、そういう

          満たされないもの

          遠くへ

          ずっとずっと遠く、どこか、誰もいない場所へ行きたい。 己の生きる醜い姿も、見られる恐怖に負けないように繕った顔も、懲り懲りだ。 寝巻きみたいなだらしない格好でふらふらと、どこか遠くへ行きたい。 財布とスマホと充電器だけ持って。 手芸にハマってみたり、料理をしてみたり、他人に愛されてみたり、友達と遊んでみたり、家族に愛されてみたり、色々としたけれど、もう死にたい気持ちでいっぱいだ。 生きるのは疲れた。 疲れたと思うのも疲れた。 宇宙の果ての誰もいない空間にぷかぷか浮かんで死ん

          遠くへ