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【シークレット・スーパースター】【トイ・ストーリー4】【おっさんずラブ】※ネタバレあり

こんにちは。せなです。
この週末に映画を4本みてきました。

ローマの休日★★★★☆
シークレットスーパースター★★★★★
トイ・ストーリー4★★★★☆
おっさんずラブ★★☆☆☆

ざっくりまとめると、こんな感じです。

ローマの休日は昨日つぶやき投稿でコメントしたので、残り3作品について反省会をします。

いいことしか書かない方がいいかな?と思ってこれまできたのですが、お金を払っているんだし、誉められなくても貶すのではなく、正直に作品と向き合いたいので、手厳しいこともいいます。

ネタバレNGの方、プラス評価のみをご期待のかたは、ここから先は読まないで下さいね。それでは、ドン!

シークレットスーパースター★★★★★

これ、最高過ぎてどう言葉にしていいか、いまだに整理できてないです。
言葉にするとめっちゃ長くなって、ネームの時間が削られてしまうので、取り急ぎ自分のマンガに活かせるところをメモ。

・お父さんが一貫して悪役だった。
・ヒロインの才能は始終【聴けば誰もが認める天才】であって、物語の主軸は【才能が封じられる障害の数々を乗り越えること】。
・アーミル・カーンというインドの国宝との出会いに感謝。

トイ・ストーリー4★★★★☆

いまピクサーの本を2冊読んでいるのもあって、続編って難しいよなあ。でもよくできてる。そんな感じ。
ストーリーも映像もよくできてるしすばらしいんだけど、ウッディはやっぱりアンディの側で幸せになってほしいし、バズとの友情を観たい。その物足りなさが視聴後に残りました。

つまり、作品は企画を進めて1つの完成した作品を作り上げたのだけど、観ているこちら側の時間が「トイ・ストーリー1・2が至高」で止まっているため、★がマイナスになっちゃう。

ほか、特筆すべきは、
「ボー・ピープがエルサ化した!!」
めちゃくちゃかっこよかったです。吹き替えでみたので、声戸田さんだし。
会社や組織に所属する人間にとっては、共感するテーマでした。

・組織に不満があるのなら、新天地を求めて自分を試すか(ボー)
・組織愛ゆえにとどまって、耐え忍びながら来るかわからないチャンスを待つか(ウッディ)

どちらもわかるけど、ボーの気持ちに与するし、トイ・ストーリーを引き継いだ新・スタッフ陣の決意でもあったのかな。と。結末も含めて感じました。

ストーリーも映像も最高だったんだけど、結末に腑に落ち切らないのは古参ゆえのところで。あとスタッフロールにNG集がないのも残念。
予算を本編に集中させた結果かな?とも思うけど、ピクサー作品はNG集も含めて楽しみにしていたので、残念でした。

おっさんずラブ★★☆☆☆

テレビ放映でよかったよね。

劇場版なのでスケールはでかく!発破も使っちゃおう!海外ロケもやるぜ!!そして互角関係だ!!

って、その勢いはほんとすきなんですけど、結構冒頭から「つらい…」って感じることが多く。テレビドラマで感じたあの感動ストーリーを、この映画とどう結び付けたらいいんだろう?スタッフも同じはずなのに、なんでこうも退屈なんだろう?

黒澤部長のキャラに助けられた感がすごくある。
テレビドラマ同様の、「はるたんを巡る黒澤部長とライバルたち」の構図のシーンは安定の面白さでした。そこは保証できます。
劇場の雰囲気から、「部長愛されてるなぁ」ってのがすごく分かりました。

ただ全体的に残念だったのは、どれも中途半端だったからかな…
劇場版なので手を広げ過ぎて、どれも中途半端になった感じ。

最後まで見ても、二人の今後がどうなるかよくわからんし。見通しができないというか。互角関係の新2角も、別に春田も牧も好きだったわけではなかったことが判明し、肩透かし感。

テレビドラマがよかったのは、お互い気持ちをぶつけあって、そして受けきった(プロレス的表現)からかなあ。

反省材料にすごくなると思います。そういう意味では観てよかった。

やっぱり、登場人物同士は感情をぶつけあって、受け切らないとだめだ。


肝に銘じてネームに戻ります。では。

京都生まれの京都育ちの京都在住。まんがを描く人。香道と茶道を勉強中。プロレスは中邑選手推し。