将来とかやりたいこととかわかんなくても良いという話
グラフィックレコーダーの千川です。
ある高校生の方から相談があり、
それをきっかけに私は
「将来とかやりたいこととか、わざわざ分かってなくても良いなあ」と考えるようになったので、その過程をご紹介します⬇️
LINEで以下のようにご相談いただきました。
進路で悩んでいます。
進路以外でも悩んでるし迷いがあります。
どうしたらいいか分かってる気がするけど、
やっぱり分からなくなります。
大学進学がいいと思うけれど、
とことんやりたいことを納得いくまで
やってみたい気もします。
千ちゃんなら、どうしますか？
結論から言うと、
悩みを打ち明けて相談できた時点で
問題解決していると僕は思いました。
この方は勇気も行動力もあり、
言葉で自分の心を見える化する力もある
賢くてすごい能力を持っています。
必要なのはアドバイスではないと
感じました。
ただし、
本当の思いを打ち明けられなくて
苦しんでいるのだろうと感じて
以下のようにお伝えしました。
僕はもうどこの先生でもないですし、
ただの千ちゃんですから、
今思ってることとかやりたいことをもっとわがまま全開で伝えてくれていいですよ！
どこにも伝えたり
笑ったりもしないので
気持ちにブレーキしたりせず、遠慮なく気持ちをここでぶつけてみてはどうですか。
そうしてその後吐き出してくれた思いは叫びのような、胸を打つようなパワーがありました。
自分の心を抉り出したのは初めてで
涙を流しながら書いてくれたようです。
そして最後にくれた
言葉がこちらです。
きちんと過去を振り返れて良かったです。
自分の中で溜まった、
何かを少し出せた気がします。
そして、
いまから自分で決めたいと思います。
勇気を持って。
まだ、自信もないけど。
やってみるだけやる。
なんとかなっちゃうかもしれないから。
なんとか自分で出来る気がするから。
この方には
「未来は自分の決断の連続でできてる」
ことに気づかせてもらいました。
この方に必要だったのは
将来どうするの？
これからどうしたいの？
大きくなったら何になりたいの？
という質問ではなく、
大切なことを一番大切にできているのか？
今何を自分で決めていくのか？
という問いだったのかもしれません。
将来とかやりたいこととか、
最初からわかってる人の方が珍しいんですから
やりながら決めていけば良いと私は思います。
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