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【気づき】Vol.1264(2011年12月19日発行のブログより)

インタビュアー。

今年はとにかくインタビュー・取材をよく受けた。

サラリーマン時代とまったく逆のことをやっている。

人生ってつくづく面白い。

辻褄が合っている。

「サラリーマン時代、セミナー主催責任者やっていたんですよ」

「サラリーマン時代、セミナー企画やっていたんですよ」

「サラリーマン時代、インタビュアーやっていたんですよ」

と言っても誰も信用してくれない。

まあそれはいいんだけど。

今と違って僕が⼀番評価されたのは講演じゃなくて、
地味にコツコツインタビュー・取材することだった。

現場情報をかき集めるのが評価された。

プロジェクトのキーを握るとんでもない極秘情報が集まってきた。

コンサルのプロジェクトにおいて、内部環境分析の際にキーとなるのが
このクライアント先のヒアリング調査だ。

ここできちんとした真実の情報を収集しておかなければ、
どんな戦略も絵に描いた餅になってしまう。

膨大な費⽤が水の泡だ。

インタビュー・取材を受けてうわぁプロだなぁって思える人は
10人に1人。

ネタバレになっちゃうけど、インタビュー・取材のコツを公開しよう。

答えは簡単。

利口ぶらないこと。

もっとわかりやすく言おうか?

バカに徹すること。

これができればプロのスタートラインに立ったと言える。

そうしないと真に価値ある情報なんて教えてもらえない。

後はインタビュー中に1回ボケたふりして鋭いことを囁くだけ。

言っとくけどこれはメチャクチャ難しいよ。

たいていの凡人は自分で依頼した相手に対して、利口ぶっちゃう。

知ったかぶっちゃう。

酷いのになるとインタビュー・取材にやってきた立場で⾃論を展開しちゃう(笑)

⼀番やっちゃいけない地雷踏んじゃった君。

はい、これですべてがゲームオーバー。

プロフェッショナルってインタビューの際、とても地味な服装をしてくる。

ひたすら相手に気を遣わせないように徹底している。

これについては特に大手マスコミの正社員のダメっぷりはすごい。

お前程度がブランド品で⾝を纏ってくるなよって痛い人もいる。

この人たちに飯を⾷わせるために膨大な広告料をかき集めてきたとは・・・

そりゃ広告売上が激減するのも無理はないよ。

1割の優秀なインタビュアーって実はほぼフリーランサーなんだ。

マスコミのお荷物社員を⾷わせているのは、
アウトソーシングしているフリーランサーたちが⾷わせているだけ。

だから優秀なフリーランサーのインタビュアーからは、
こんな種明かししたら怒られちゃうね。

コンサルも広告代理店も人材の低下も顕著になってきた。

10年前もこれは言われていたけど、今はもう間違いない。

高いのはプライドと値段だけ。

中身が空っぽ。

ウケ狙っているのかと思うくらい、ドッと疲れるほどにウンザリする。

年収はすでに大幅に下がっているしこれからもっと酷くなる。

さあ面白い世の中になってきた。

利口ぶらないことやバカに徹することは、相当実力がないと無理。

というより、
今回のブログの真意が理解できる人も1%くらいだと思っている。

それでいい。

ありがとう。

追伸.

気づけないって恐ろしい。

情報発信している会社は情報に滅法疎い。

追伸の追伸.

最近僕のブログを読んでくれて、

「あれって私のことでしょうか?」

って心配して丁寧に問い合わせてくる人がいる(笑)

今回の場合だと、君のところは大手じゃないから大丈夫だよ。

追伸の追伸の追伸.

最近は自分の本棚を披露してくれるメールも急増中。

医学部在籍中で来年国家試験合格する⼩國さんから。

これから本棚の露出狂が増えていきそうだね。

これから千田本をまだまだ繁殖させていきます。

ライバルはゴキブリの生命力です。

 ...千田琢哉(2011年12月19日発行の次代創造館ブログより)

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