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東京大学附属図書館訪問

過日、念願叶って、東京大学附属図書館を訪問する機会を得ました。古くはアレクサンドリア図書館のように、大学という組織ができるよりも前から図書館は「知の府」として人類の文明に大きな役割を果たしており、情報の媒体が、粘土板から紙媒体、そして電子へと移る中で、図書館はとても重要だと考えています。

まずは坂井修一館長とオンラインで1時間半ほど、電子ジャーナル問題等を中心に意見交換させていただいた後に、図書館見学となりました。一言で言って、圧倒的な広さに感動しました。現代的な図書館の機能はディジタル&オンラインの部分がより広がりつつありますが、学徒の学ぶフィジカルな空間としての意味は大きいのだと改めて感じました。

こちらは創立当時の面影を残す閲覧室。各種レセプションにも用いられることがあるとのこと。個人的には伊藤博文の揮毫と、ショパンの手のレプリカに心を奪われました。

多目的室のようなエリアでは、アート系のライブパフォーマンスや、来訪者のメッセージを残すようなアクティビティも。

さまざまなテイストの学びの場。贅沢な空間です。

そして、リニューアルにあたり整備された地下のエリア。圧倒的な収蔵数を誇る保存書庫。図書館事務室との間で出し入れがリモートで繋がっています。

動画はこちら。


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