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『宝物』2年横山真鈴

こんにちは
14番 横山真鈴です。
拙い文章ですが最後まで読んでくれると嬉しいです。

飽き性で気分屋の私が14年間、サッカーを続けられている理由はサッカーが大好きだからというのは勿論ですが私を支えてくれてるいくつもの宝物の存在が大きいと思います。

今までいくつか辛い経験をしてきました。
中学・高校での辛い経験は、練習場までの往復5時間を嫌な顔せず助けてくれたり、地元の北海道を離れて広島での寮生活を快く応援してくれた両親が居てくれたから出来たことでした。小さい頃からよく怒られていた私は怒られても言い返せる程の事が出来てなかったからいつか言い返せるようになろうという反抗心と共にサッカーをしてました。今では怒られるのも期待の裏返しだと思えるし、私のことを思って怒ってくれていると解るようになりました。

帰省が近くなると「いつ会える?」と声を掛けてくれる友達が居て、会えた時に思い出話と今の話が聴けることは当たり前の事じゃなく凄く恵まれていると感じます。
父や母が私のサッカーの送迎をしてくれるのが多かったし、練習が終わって家に帰るとほとんど毎回日付けがまわっていたから弟たちには寂しい思いをさせてしまっていたと思うのに、帰省の時期が近付くと「いつ帰ってくるの?」って聞いてくれて「真鈴に負けないように俺も頑張る」と言ってくれます。可愛いですが、まだまだ絶対に負けません。笑 姉の意地です。

サッカーをしてると私は嬉しい事より辛い事やしんどい事、悔しい思いをする方が多いなと感じます。でも大舞台で点を決めれた時、自分のシュートでチームが勝った時の全身から湧き上がる喜びと降りかかる歓声に勝るものは自分の中にはありません。
「この瞬間の為にサッカーしてたんだな」って思えるようなゴールを決めれた時、今までの全ての辛かった事しんどかった事が報われる気がします。

辛い経験も全員が出来るものでは無いし、卒業して毎日学校で会えなくなってしまった友達も集まろうと言えば集まってくれるし、点を決めた瞬間、友達、私を応援してくれてる方々、掛けてもらった言葉、家族、この全部が私の支えになっています。こんなに沢山の宝物があるのに頑張れないなんて事はないし、クヨクヨしてる場合じゃないって、思わせてくれます。

この先、サッカーだけでなく様々な場面で大きな失敗や後悔、試練が降りかかってくることがあると思います。
そんな時、後ろ盾になってくれる宝物達に感謝して成長していきたいと思います。

支えてもらってるだけでなく、今度は私のサッカーで皆んなを支えられるように、「自慢の娘だ」と言ってもらえるように、精一杯頑張ります。

これからも仙台大学女子サッカー部、そして私の応援よろしくお願いします。


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