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真のキング内村航平の引退会見は、心に響く名言ばかりでした。

内村航平氏の引退会見。内村くんの魅力的な人間味あふれる、素晴らしい会見だったと思います。名言揃い!

私自身、体操競技は子供の頃から見るのが大好きで、オリンピックはもちろん、世界体操もほぼ観て来た気がします。

日本男子の体操は、昔から手足をピーンと伸ばして美しい演技でしたが、内村くんの演技はこれまでの歴代のどの選手よりもさらにさらに美しく凛としたものだったと思います。他国の選手の見事なお手本だったと。

着地をピタリ止める!そこが内村くんのこだわりであり、演技の最後の最後まで美しい体操を貫いている証みたいなものでしたよね。

(※以下ネットから引用させて頂きました。)

名言その1
「人生の半分以上を日の丸を背負ってやってこれたっていうのは誇りでありますし、今後、自分が何をやっていくにしても自信を持っていろんなことを発言していけるんじゃないかなと思ってます。」

中途半端に経験してきたことを、あたかも自分が凄い人間かのように平気で口にする方も多々いらっしゃる中、内村くんは人生の半分以上を日の丸背負ってやってきた。だからこそ今後の自分の言葉はきちんと重みのあるものになり得ると!そりゃ当然です!色々発信していって欲しいと思います!

名言その2
「やっぱりいいところばっかり知り過ぎてたので、挫折とか落ちたところからの這い上がる力とかっていうのを、もう知れたっていうのは、今後、人に伝えていく立場として知らなければいけなかったことだと思うので、やっぱり栄光も挫折も経験できたっていうのは、自分だけじゃなくて、本当に今後、体操でトップを目指す、オリンピック金メダリストを目指す人たちに伝えていくっていう立場からすると、本当に貴重な経験をさせていただいたっていう気持ちが強いです。」

リオから東京までの5年間について聞かれた時の言葉。絶対王者だった自分だけでは、これから先後輩たちに伝えられないこともあったと。ケガで苦しい想いをしたこの経験があるからこそ、より内村くんの言葉に深みが増すというものです。栄光も挫折も両方経験しないと、やっぱり人間は成長できないものなのかもしれませんよね。

名言その3
「後輩たちに。そうですね、なんだろう。体操だけうまくても駄目だよっていうことは伝えたいですね。やはり人間性が伴っていないと競技、僕が若いときは競技だけ強ければいいと思ってやってきたんですけど、やっぱり結果を残していく中で、人間性が伴ってないと誰からも尊敬されないし、発言に重みがないというか。(中略)大谷翔平くんもそうですし、羽生結弦くんも、やっぱり人間としての考え方が素晴らしいなって思うからこそ国民の方々から支持されて、結果も伴っていますし。そういうアスリートがやっぱり本物なのかなって僕は思っているので、そういう高い人間性を持った1人の人間に、体操選手としてあってほしいというふうに僕は思いますね。」

うーん。自分にも言い聞かせます(笑)。人間性が伴っていないと、確かに誰かに何を言うにしても薄っぺらなことしか言えないですもんね。内村くんも充分人間として素敵です。世界一の練習量が積めなくなったから現役は引退することにしたけれど、今後の日本、いや世界も含めての体操界における重鎮になっていくと思うので、ますます輝いていって欲しいと願っています。

やっぱり本物の言葉は違いますよねー。
清々しく、気高く、人として尊敬できる内村航平くん。

本当に本当にお疲れ様でした。

3月12日の引退試合では、オールラウンダー内村航平ここにあり!6種目とも演技が観られるとのこと。オールラウンダーのキングであることにこだわり続けたからこそ、技の名前に”内村”を残さなかった・・・。その内村くん最後の演技を楽しみに拝見させて頂こうと思っています!

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