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【日記】レッツゴー!森林公園(2022年6月18日)

本日は土曜日(ありがたい休日)、前々から計画していた森林公園でのフィールドワークを行った。ちょうど躁の時期だったからかフィールドワークを思いついた途端いろいろなところで参加者の募集をかけていた。なんと何人か来てくれることになり森林公園駅に集合した。

駅からの眺め

写真にしてみると何でもないが美しい眺めだった。朝からだるく気分が良くなかったがワクワクしてきた。

入口

集合し森林公園へ向かう。
道中坂があったため体力の落ちている私には厳しかったが何とか登りきることができた。

100年記念塔

登り切って少し歩くと100年記念塔にたどりついた。
100年たっていないのにどうやら今年壊されてしまうようだ。今のうちに見れて良かったと思う。

サイハイラン

道の途中でメンバーが美しいランを発見した。
サイハイランといい最盛期には花が横向きに広がるがそのあと下向きに垂れ下がる。この写真の個体は花の終わりかけのようだ。

バイケイソウ?

大学にも生えている。おそらくバイケイソウだと思うがどうだろうか?パイナップルリリーの様で何とも独特な雰囲気を放っている。

コケイラン

人形みたいな模様がついておりかわいい。写真を撮りながら変な声を上げてしまった。ランちゃんかわいいね♡


オオヒラタシデムシ

森を歩いているとシデムシ(埋葬中)やセンチコガネ(糞虫)などの森のお掃除屋さんを多く見かけた。死体や糞が多いのだろうか?フィールドワーク中は一度しか糞を見つけられなかったが、これらの虫の影響で見つからなかったのかもしれない。

少し話題はそれるがオオヒラタシデムシの思い出を書く。
むかしむかし、私が小学生の頃のこと近所の公園で毛のないよくわからない生物が死んでいた。純粋で優しい私は公園に穴を掘って埋めてあげた。(これがすべての元凶)
その後、その公園では謎の甲虫、芋虫が出現するようになった。
平たいクワガタムシの雌の様で活発な私はすぐに手に取ってみた。虫をこねくり回した鼻を掻こうとした途端強烈な死体のにおいが私を襲った。今でも忘れられないにおい。食事中に思いだすと吐きそうになる。
そう、シデムシは漢字で死出虫と書く。死体にべたべた触れている虫なのだ。
埋めた死体に周辺のシデムシが引き寄せられ卵を産み幼虫がはい回る。
公園は平和な子供の遊び場から不衛生な虫地獄へと豹変した。
あの公園を使っていた子供たちには今でも申し訳ないと感じている。


エゾハルゼミ

森林公園に到着してから特徴的な蝉の声が聞こえていた。
ヒグラシの劣化版のようなやる気のないカエルのような声が森中に響いていた。
前日雨が降っていたため湿気もあり、本州の夏の様で懐かしい気持ちになった。この空気の重さと森のかおり…勉強が嫌になって自転車で周辺の神社を周りまくったあの受験期の夏の思い出がフラッシュバックする。嗚呼、夏が来た。
この蝉はエゾハルゼミという。5月の末から鳴いているのが聞こえていたが本日初めて写真撮影に成功した。


瑞穂の池
  1. 瑞穂連絡線を進み、橋を渡り池の周辺へと向かう。
    橋の下には多くの魚影が見えた。写真からもわかる通り豊かな環境が整っているので納得だ。ちなみに魚の種類はわからない。
    池のほとりまで行ってみたかったが柵があり立ち入り禁止になっていた。
    ここで休憩を取って各々が本を読んだり魚を観察したりお菓子を食べたり、のびのびした時間を過ごした。メンバーの一人はこの場所で別れ短歌を作るようだった。確かに心地よい場所なので良いインスピレーションが得られそうだ。良い作品ができたことを祈る。


帰り道

開拓の沢線を通って帰った。
ゲームに出てくるような素晴らしい森林と橋があり美しいと話しながら道を進んだ。
白樺の森は実家の近所にはなかったため新鮮な気分だ。

今日は良い日になった。森林で癒された上に、ある課題の材料となるフィールドサインを集めることもできた。歩きすぎて疲れたが一人で孤独に散歩するより何倍も楽しかった。大学生活はまだまだ長いが今日のような人との出会いを大切にしていきたい。


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