誕生日という存在は、やはり、わたしにとってはいくつになっても特別な日。
毎年そう思って自分の誕生日を迎え、何があるわけではなくともわくわくと胸が弾む。

気分の上がる服

ファッションにより一層こだわり、気分と1ミリのズレもない着こなしに身を包む。気分にぴったりハマるファッションほど心地良いものはない。TPOさえ間違えなければあとは好きな服を好きなように。自分の心が晴れるファッションを選ぶだけ。ここは当然お気に入りの中のお気に入りを厳選して。

こういうとき、ワードローブにはお気に入りのアイテムしかないことを最高だなと実感する。どれを選んでも「ビミョウ」にはならないのだから、それは自分の機嫌を良く保つための過去の自分からのプレゼントのようなもの。

自分的に"完璧に"好きなファッションで、一日を過ごす。

心持ち次第

一日の時間が、なんでもない日とは比べ物にならないほどに早く過ぎる。
楽しい時間は一瞬だけれど、それって今日みたいなことを言うのかな、なんて思いながら夕方になり、夜になった。

現在の状況下で気軽にお出かけするわけにもいかず。特別な何かをしたわけではないけれど、日常にあるちょっとしたことが特別に思えた。いつもの店でのいつもの買い物も、いつもの道も、目に映るものがいつもよりちょっとキラキラして見えるような、そんな感覚。

でもきっと、全ては心持ち次第だとも思う。
誕生日なんて関係のない"なんでもない日"でも、気持ち次第でもっと楽しくなれるということなのではないか、と。
何をどう意識するか？で見える世界は変わるけれど、わくわく楽しい気分も自分次第で手に入れられるものなのだろうなと思った。

誕生日の気持ちで

日付が変わって誕生日が過ぎると、当たり前にスマホに表示される日付も次の日になっていて。
一日が終わったことを、はっきりと感じた。

それは特別にその日を思っているときじゃないと感じない気持ち。
でも"一日"は今も毎日同じように過ぎているわけで。

なんとなくで過ごした時間がある自分のことを少し恥じた。
なんでもない一日なんてないのにな。ファッションには毎日こだわっているけれど、誕生日と同じほどに毎日わくわくしているか？と思えばそうではない気がする。どんな日も特別な一日。そう思いたい。

気にも留めずに過ぎてしまう一日より、ファッションも心持ちも毎日を誕生日と同じくらい特別に大事に楽しく過ごせたら、それはとても幸せだなと思った。

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