見出し画像

【杞憂】ノートPCの電源まわりを念入りに調べた話

ほんの10数年まえだと「地球の歩き方」を手に世界を闊歩してたものですが、いまは新刊買ったところで電子本ですもんね。
ガジェット類の充電器忘れたら、パスポートのつぎに詰むやつです。


(起)数年ぶり我に返る

ことし1月と5月に台湾高雄、9月と10月に韓国釜山に出かけました。

台湾の電圧は日本より高い110Vですがコンセント形状は日本とおなじAタイプ、変換プラグも不要でUSBポートがある宿も多いです。もしUSBポートなくてもスマホ、iPadの充電はACアダプタ(入力:100-240V)があれば問題ありません。

台湾南部恒春、墾丁夏都沙灘酒店のコンセントまわり

しかし韓国は丸4年ぶり「電圧もコンセント形状も違ってたよね?」と完全に素に戻っていました。

釜山、LOUNGE 26 호텔
この宿はUSBポートがベッドわきにあって
かつタイプCの充電器も置いてあり便利でした!

でもいまどきの電子機器は全世界の電圧に対応したマルチボルテージ仕様がほとんど。韓国も変換プラグあれば大丈夫(なはず)。


(承)あなたって疑心暗鬼のかたまりね

釜山に持って行った電子機器は以下。これにプラス変換プラグ。電源、充電関連ってかさばりますよね。

  1. ノートPC

  2. Androidスマホ

  3. スマートウォッチ

  4. モバイルバッテリー

PCはマルチボルテージ仕様とわかっていても、なんせ国外に持ち出すのは釜山が初です。みなさんは常識的にご存じの内容だと思いますが、ホント大丈夫なんだっけ?と無知なくせに疑り深いわたしは調べてみました。


(転)理科系苦手なへたれ文系が調べてみたよ

ノートPCの電源部分は、以下ふたつの構成になっていますが、ACアダプターは入力:100-240Vを確認できました。問題なさそうです。

燃えるより確認するに越したことはない

ですがACコードは海外電圧に対応していない場合もある、らしい。

dynabookサイトにわかりやすい解説がありました。日本の製品であれば電源コードは「日本の法令、安全規格に適合」と書いてあって海外での利用を保証するものではないんですね。そらそうだわ。

dynabook.com > サポート > 海外でのご使用について

ACコードのメガネ部分を確認してみます。

アダプタとの結合箇所になるメガネ部分に「PSE 7A 125V~ JET」の記載

これでおっけーというエビデンスは探せなかったのですが、結論、釜山で問題なく利用できました。

これがむかしのPC(2014年くらいに購入)のACコードだとたしかに「125V」になっていて、これだと125Vまでしか対応していないという意味だそうです(こっちが日本規格なんでしょうけどね)。こういうコード類って使いまわしがちなので(わたしだけ?)注意が必要ですね。

「~」があるかないか
このわずかな差が悲劇を生む・・・

(結)モノが壊れるより怖いこと

たしかにPCが壊れるのも悲劇ですが、発火や発煙で宿に迷惑かけたり、なによりも人的被害が出るよりちょっと気をつけることで防げることは防ぐべき。

韓国は電圧が110Vと220Vが混在しているので、宿によってはそのまま日本の電化製品が使えるようです。先日とある宿へコンセントについて問い合わせした際、こんな回答が返ってきました。

(日本家電との10Vの電圧差は大丈夫なのかな?)

これ買っちゃおうかしら・・・サンワ以外にもカシムラってメーカーもこの手の製品多いですね。


きょうはここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?