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【エロ小説】全裸鉄道の夜

「ぬわああああん疲れたああああんもおおおおん」
小生はアマゾンの奥地をてくてくてくてく歩いています。
行けども行けども同じ景色。しかしアマゾンの人々はみんなどこがどこだか知ってます。なので小生は集団についていきます。
しばらく歩くと更衣室に着きました。
更衣室の中心にはテトラポットがそびえ立ち、テトラポットの隅々からピラセタム等を染み込ませたアロマオイルが噴出しています。皆はこれを濁悪(じょくあく)と呼んでいます。
更衣室は衣服を変更する一室なので更衣室です。しかし一糸まとわぬ状態の小生には変更する衣服などございません。
ロッカーからPASMOを取り出し、濁悪に生えたカエンタケを摘んで家内への土産にします。ついでに爪で旭日旗を描きます。

更衣室を出たらタイムカードを押します。9時間50分残業したようです。しかし1ケタ時間の残業は切り捨てのため、残業代は無しです。
「やめたくなりますよ〜」
アマゾンを出たら送迎バスで駅まで運ばれます。
この送迎バスには全ての窓に開かずのカーテンがかけられているので小生は嫌いです。
更衣室にあったものより一回り小さい濁悪が天井でモクモクモクモクしてます。
自家用車で通勤する社員が羨ましくなりましたが、小生は木下富美子になる勇気がありません。

どれほど時間(とき)が経ったでしょうか。
ラッパの音は起床と到着の合図です。小生の陰茎も起床した後、送迎バスを降りて無明の闇とおさらばです。
しかし何やらいつもと様子が違います。
いつもは岡山の県北の川の土手のように人がいない深夜?早朝?の駅に、何やら人だかりと悪臭とフラッシュがプンプンプウプウします。
よく見たら皆、脚が3本あるので撮り鉄の集団ですね。
そういえば今日はサンライズ瀬戸・出雲のラストランでした。
小生は軽い鉄オタですが、これを多摩ニュータウンの村人に言ったところ、「寝台列車はとうの昔に無うなっとぉごたぁ」とか「こいつぁ頭が狂っとるがね」という反応をされたため、小生と世界のどちらがおかしいか分かりかねていたのですが、この狂騒を見るにおかしかったのは多摩ニュータウンのようです。

小生は始発電車で帰るため、撮り鉄の群れを押し分けて駅に入ります。
オタク特有の臭い衣服が小生の素肌やペニスや尻尾に触れてとても気持ちが悪いです。気持ち悪いと同時にこれはかつての小生だと思いました。
オタクが臭い理由を知っていますか?風呂に入らないからと思われる方も多いでしょうが実は違うのです。
オタクは服を洗わないまたは洗った服を乾かさないから臭うのです。
かつての小生はそれで、マグロ漁船のはんだ付けをアジェンダする仕事をクビになり、快活クラブも出禁になりまして、二度とこのような事態を起こさぬようあれ以来小生は服を着ていません。

閑話休題。ホームに着くと案の定撮り鉄で埋まっていました。しかもカメラを構えています。
向こうからカメラに映り込んでしまった一般人が撮り鉄に肉体を廃止される音が聞こえてきます。
小生の人生はラストランにしたくないので、映りこまないよう這って始発電車まで移動します。

イデッ
撮り鉄に踏まれた







あ゛あああ゛ああああああぁぁぁあああああああああああああああああああああ!!!!?!!!!!!?????!!、!!𓀀


















君が代は
千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむす間で











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始発電車に乗れました。これで一安心です。
ここから自宅のある多摩ニュータウンへの乗り換えが面倒だったりするのですが、早朝で人が少ないのが救いですね。
小生はいつもの乳首に座って、焼きコーランを食べながら六法全書を読みます。
六法全書の中で一番好きなシーンはマンチーになった村上水軍がデパ地下で西宮北口を食い尽くしてスエズ運河の水を食い止めるシーンです。あのシーンは本当にかっこいいのでアニメ化したら円盤を買うと思います。

六法全書への集中は撮り鉄の怒号で中断されました。ホームがとても騒がしいです。
車内から外を見てみると、反対ホームに止まっているサンライズ上段シングルで女装した共産趣味者2人がパコパコしています。体が半透明なので恐らく島根県民だと思います。
それに撮り鉄がブチ切れて「金だろ金!」と言っています。
うーむ、寝台列車の個室でカーテンを開けてセックスしているのは、公然わいせつ罪にあたるのでしょうか?
体毛に覆われた小生とは違って、彼らは全身脱毛をしてるうえに半透明です。アウトでしょう。

しかし小生、あのセックスを見ているうちに、あの中に入っていきたくなりました。
共産趣味の女装2人と、日本第一党支持の小生。交わったら中和されて国民民主党になるのでしょうか?

カエンタケを口と睾丸に塗っておめかしをしました。今流行りの美玉ケアです。

メイクアップが終わったら窓を音速で突き破り、光速で撮り鉄の群れをおしわけ、速でサンライズに乗り例の部屋まで行きました。部屋の暗証番号は案の定1919でした。

それからはもう、熱く、激しく、セックスまみれになりました。

共産Aの菊門に小生のキスマークを残したり、共産Bにしゃぶしゃぶ温野菜をされているとどこかで、ふしぎな声が。
全裸ステーション、全裸ステーション、天安門広場前です、という声がしたと思うといきなり眼の前が、ぱっと明るくなって、イきました。


もう本当にびっくりしました。ペニスから出てきた赤色の精子。
口では嫌がっていても体は正直です。共産主義に染まってしまいました。


SEXの快感があれば自衛隊なんていらない。戦争を無くそう。

そして美しい自然を守りましょう。



ちむぽ。

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