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GOTO四国 #3 商店街について考えさせられる香川県

※ショタコンが苦手な人はブラウザバック推奨

2020年12月1日(火)
この日は香川方面に行った。高知から高松までは特急で2時間半。見た目以上に時間がかかる。やはり四国には新幹線が必要だ。

海沿いだった昨日とは違って、今日は川沿いの谷を走る列車。
徳島方面の景色は深い谷に一面の森が印象的、高知とはまた違った四国山地の険しさを感じる。

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阿波池田駅で途中下車。
駅を出て目の前にある商店街には立派な車道がある。よくある過疎商店街よりはよっぽどいいと思う。車道にする潔さが好き。

駅の周辺を一通り探索して駅に戻る。田舎で途中下車すると次の電車が一時間後だから大変だ。一時間後はまだマシなほうだが。

駅のお土産屋を見ていく。徳島だけじゃなくて香川のお土産も売ってるようだ。そうだここ徳島県だからクーポン使えるじゃん!
1000円分のお土産を購入。

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その後特急に乗る。
徳島県を抜けた途端、急に景色が開けた。
さっきのような険しい山々は見えなくなり、平野と丸い独特な山が見える。
田んぼがあり、家があり、人々が沢山暮らしている光景がそこにはある。
これが香川県。今までの大自然が嘘のような大都会。
香川は以前の旅行で沢山回ったが、飛行機で東京から来る香川と高知から陸路で来る香川では景色が全然違って見える。
景色に見とれてたらもう宇多津に着いて慌てて降りる。危うく岡山に行ってしまうところだった。
快速サンポートに乗り換えて高松に向かう。高松に行く快速なのでマリンライナーみたいなのを想像していたのだが、二両編成で思ったよりしょぼかった。

高松に着く。
やはり高松は都会だ。その証拠に飲み屋じゃない商店街が賑わっている。
一通り探索した後、フォロワーのオススメだといううどん屋、さか枝うどんに行った。

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美味すぎる……最高のうどんだ…………
香川県民はこれを毎日食べられるの羨ましすぎる……

その後は香川県議会に行った。前回の香川旅行終わってから県議会行っとけばよかったなーと思ったので、今回行くことにした。

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ここでプリコネのガチャを30連回したが、星3は出なかった。
香川県議会の前でゲームしたら警備員になんか言われないかと警戒していたが、そんなことはなかったので安心した。

声が聞こえる。どうやら近くに小学校があるようだ。
GOTOキャンペーンはあくまで旅行のためのものであるため、今回の旅行では小学生のこと一切考えていなかった。
高知の小学生は可愛かったがそこまで性欲が刺激されなかったのもあって、今回の私は真面目なんだなと感じていた。
が、香川に来て分かった。香川のショタはエロさが段違いすぎる。
この小学校は国立だからレベルが高いだけかもしれないけど、京都の私立ショタに匹敵するぐらいのエロさを感じる。最高すぎる。

危機感を感じて香川県議会に戻ってきた。すると地元の高校生が香川県議会の前でゲームをやってた。やっぱり同じようなこと考える人はいるんだなあと思った。

その後は宮脇書店に行く。
ここに来た理由は、全国書店ランキングみたいなサイトでなぜか大阪東京に次ぐ3位に君臨していたためだ。3位の凄さを見せてもらおう。

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確かにでかい。でかいんだけど空いてる本棚が結構ある。
かつてはでかい書店だったが人口減少やライフスタイルの変化によって蔵書が減ったということだろうか?

個人的には全国各地の文化のコーナーがあるのが好感度高い。地方に住んだら東京の時みたいにいろいろ調べる生活ができなくなると心配していたが、宮脇書店のある高松に関してはその心配はないようだ。

その後はゆめタウン高松に行った。
国道から高架で駐車場へ直通しているのがすごいと思った。
平日の昼間なのに外の駐車場が埋まっている。中の駐車場も埋まっている。
なのでゆめタウンの中も本当に人が多くて、四国で一番人がいるのはここなんじゃないかと思った。

さて、今のところ香川に来て回ったのがうどん屋と県議会と書店とショッピングモールなわけだが、香川観光のネタ切れ感がすごい。前回の旅行でだいたい回ったし香川。
当初の予定ではは金比羅山に登る予定だったが、1日目と2日目で疲れて山とか登りたくないからやめた。これからどこ行く……?


丸亀に行くことにした。丸亀は丸亀製麺が名前勝手に使ってるぐらいだし、うどん屋が沢山あってとても栄えてるに違いない!
まずは丸亀城に行く。

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疲れた。
そうだった。城って登るのにめちゃくちゃ体力使うんだった。高知城で学んだじゃん。
これじゃあ金比羅山登るのと変わらないような気がする。
城の本体は思ったよりしょぼかった。高知城と比べちゃだめか。
丸亀城に来てる人は老人が多かった。
この坂を登れる老人はすごい体力だと思う。
親子連れもいたけどこの坂の中では会話がないのでとくにお楽しみというわけでもない。わたしは子供じゃなくて子供が会話してるところが好きなのだ。

その後はドン・キホーテに行く。地方のドンキはでかそうなイメージがあったがここのドンキは小さかった。

まあこのドンキは商店街の目の前にあるし、商店街から客奪う訳にはいかなかったのだろう。

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人が全くいない。
入口の写真しか撮ってなかったので店があるように見えるが、中は本当にシャッター街。本当に何も無い。
商店街を歩いて駅前を見てきて、また別の通りを通ってドンキのとこまで戻ってきた。
駅前は普通にやってる店があったし、立派な美術館もある。東横インが新しくホテルを建ててるということは人は来るのだろう。
しかしこの商店街周辺には何かが足りない。
そうだ、うどん屋が全然ない。
丸亀製麺が勝手に名前使うぐらいだからそこらじゅうにうどん屋があるのかと思ったら、中心街にほとんどない。

特急が来るまでまだ時間があったので、再び車に乗って郊外型の店が立ち並ぶ道を通る。
県道33号は開店している店が立ち並んでいて活気があった。うどんもある。
その道を走って思った。この街では徒歩を前提とした商店街は役目を終えて、車が主役の県道主体の街になっているのだと。

都会の人々は駅前にある寂れた商店街を見て、この街は寂れたと言う。
しかしそれは本当に寂れているのだろうか?役目を終えたもぬけの殻が残っているだけかもしれない。
皆が車を持てるほど豊かになった現代では、鉄道網が細かく発達してない地域においての街の中心はロードサイドになる。そのロードサイドでこそ街の真の繁栄が見える。
生身の人間という指標で繁栄度を判断していた都会の人間には判断しづらいが、車社会では駐車場に止まっている車の数が繁栄度だと思う。

旅において、その街の本質を見るには徒歩だけでは不十分。車と徒歩、2つの手段で街を見てこそ街の真の姿が見えてくる。それを実感した旅であった。


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