選挙ジャパン代表おかたかしです。

今年は東京の大型選挙、東京都議会議員選挙が夏にあります（投票日7月4日）。過去の分析をいたしまして、大胆に予測します！

定数4以上の選挙区は個別にnoteしましたが、ここからはまとめます。

2021年都議選[3人区]の情勢

3人区となるのは、墨田区、目黒区、中野区、豊島区、北多摩第一、北多摩第三の６つ。

自民、公明、共産、都民ファースト、ときどき立憲民主の5つの勢力が3つのイスを激しく争います。
政党の支持率が顕著に反映されるので、選挙直前まで結果予測が困難です。誰が立候補するのか、候補者の動向を中心にまとめていきます。

墨田区の情勢

2013年、2017年の当落状況

2021年の候補者の動向

都民ファーストの会
なりきよりさ子（1期）公認会計士

自民党
川松真一朗（2期）テレビ朝日アナウンサー
桜井ひろゆき（元職・2期）区議3期

公明党
加藤まさゆき（3期）

国民民主
大沢昇（元・3期） が推薦候補。立憲民主や野党の有力候補の位置づけか。【2021.2.2追記】

5人で3議席を争う激戦に。

目黒区の情勢

2013年、2017年の当落状況

2021年の候補者の動向

都民ファーストの会
伊藤ゆう（3期）区議1期

自民党
鈴木隆道（元職・2期）区議3期

公明党
斉藤やすひろ（3期）

共産党
星見てい子（1期）区議3期

立憲民主党
西崎翔（新人）区議2期【2021.2.2追記】

５人で3議席を争う様相。

都民ファーストの現職が大幅に減らさない限り、共産党や立憲民主の議席獲得はなるか？
自民、公明、都民で分け合う結果でしょうか。

中野区の情勢

2013年、2017年の当落状況

2021年の候補者の動向

都民ファーストの会
荒木ちはる （1期）都民ファーストの会代表

自民党
出井良輔 （新人）区議5期

公明党
高倉良生 （4期）区議2期

立憲民主党
西沢けいた （3期）長妻昭衆議院議員秘書

共産党は公認発表がなく、擁立はないか。

実力派4人の争いで誰が落選するか読めません。無敗の公明党の落選すらあるかもしれません。

豊島区の情勢

2013年、2017年の当落状況

2021年の候補者の動向

都民ファーストの会
本橋ひろたか （1期）区議5期

自民党
堀こうどう （元職・1期）区議3期

公明党
長橋けい一 （5期）

共産党
米倉春奈 （2期）

民主系や維新などの擁立は未定。

都民ファーストの本橋ひろたかは自民党区議5期の経験もあるベテランで豊島区長との関係も良好。ほかの選挙区と比較して都民ファーストの票が減らないのであれば、自民、公明、共産のどこが崩れるかわかりません。

北多摩第一（東村山市・東大和市・武蔵村山市）の情勢

2013年、2017年の当落状況

2021年の候補者の動向

都民ファーストの会
関野たかなり （1期）東大和市議4期

自民党
北久保まさみち （元職・1期）東村山市議2期

公明党
谷村たかひこ （5期）

共産党
尾崎あや子 （2期）

民主系や維新などの擁立は未定で、4人で3議席を争う様相。

都民ファーストの現職の票の落ち込みによっては、自民、公明、共産で分け合う結果となるか。

北多摩第三（調布市・狛江市）の情勢

2013年、2017年の当落状況

2017年に当選した共産党が辞職して、2020年の補欠選挙で自民党が復活しています。

2021年の候補者の動向

都民ファーストの会
尾崎大介（4期） 都民ファーストの会の一次公認からは外れている。古巣の立憲民主党とも連携して再選を図るのか。

自民党
林あきひろ （1期）2020年の補欠選挙で当選。調布市議6期

公明党
中島よしお （6期）前回世田谷区から国替え。世田谷区議3期

共産党
田中とも子 （元職・1期）狛江市議4期

民主系や維新などの擁立は未定で、4人で3議席を争う様相。

都民ファーストの現職が、民主党出身のベテランだけに、立憲民主党との連携もあるのか。そうすると、強力な候補となって、はじき出されるのは共産党となるかもしれません。

勝手に選挙結果を予測しましたが、これから各党支持率がどう変わるか、予測できるわけありませんので、精度の低い予測です。

そんな状況での選挙結果の予測は大胆すぎて、お金をいただくのが恐縮ですが、それでも著者を支援しようという方は、ご購入いただいて、著者のつぶやきにお付き合いください。特段その先の情報はございません。
関係者の皆様、あまり気を悪くしないでくださいね。
候補者の皆様の奮闘に期待しております。