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次回、衆院総選挙は新しい小選挙区。東京26区の候補者は?

 選挙ジャパン代表おかたかしです。選挙立候補者のコンサルティングを行っています。

衆議院の新しい選挙区割(2022年決定)

 昨年、2022年に衆議院の小選挙区が大幅に改定されました。その背景や政局はともかく、東京都では新しく5つの選挙区ができて、既存の選挙区の線引きも大幅に変わります。
 次回の総選挙からは新しい小選挙区の候補者に投票することとなります。

 大田区は、東京4区東京26区に再編されます。
その境目がよくわからないので、詳細解説します。

東京都選挙管理委員会より

東京4区

大田区のサイトによると、下記の通り。

東京都第4区【第19~66投票区】
以下の特別出張所管内

大森東、大森西、入新井、馬込、池上、新井宿、久が原(池上三丁目に限る。)、糀谷、羽田、六郷、矢口(矢口二丁目一番、十三番、十四番、二十七番及び二十八番並びに矢口三丁目一番、八番に属する区域に限る。)、蒲田西、蒲田東

?????

特別出張所管内
と言われましても、住所がよくわかりません!

境界にある馬込、池上、蒲田西、雪谷、久が原、鵜の木、矢口の特別出張所管轄を調べます。

東京4区側の境界線として

馬込出張所は、住所に全て馬込がつく。
池上出張所の住所は、池上、中央、南馬込。
蒲田西出張所の住所は、新蒲田、多摩川、西蒲田、東矢口。

東京26区側の境界線として

雪谷出張所の住所は、石川町、上池台、北嶺町、仲池上、東雪谷、南千束、南雪谷、雪谷大塚町。
久が原出張所の住所は、池上三丁目 (ここが東京4区)、北嶺町、久が原、千鳥、仲池上、東雪谷、南雪谷。
鵜の木出張所の住所は、鵜の木、千鳥、南久が原。
矢口出張所の住所は、下丸子、千鳥、矢口(ここの一部が東京4区。下図参照。)。

東京4区と東京26区の境界線は、馬込とその南は、国道一号線、環八の南側は矢口の一部(上図参照)が、東京4区になります。

なぜ?
国道一号線で分割すればスッキリわかりやすいのに、矢口の一部が東京4区になるのか。わかりません。
該当の矢口二丁目一番、十三番、十四番、二十七番及び二十八番並びに矢口三丁目一番、八番にお住まいの方はご留意ください。

東京4区 詳細住所

大田区東海, 大田区城南島, 大田区京浜島, 大田区昭和島, 大田区平和の森公園, 大田区平和島, 大田区ふるさとの浜辺公園, 大田区大森本町, 大田区大森東, 大田区大森南, 大田区大森中, 大田区大森西, 大田区大森北, 大田区北馬込, 大田区東馬込, 大田区山王, 大田区中央, 大田区南馬込, 大田区西馬込, 大田区中馬込, 大田区東蒲田, 大田区北糀谷, 大田区東糀谷, 大田区西糀谷, 大田区南蒲田, 大田区羽田空港, 大田区羽田旭町, 大田区羽田, 大田区本羽田, 大田区南六郷, 大田区東六郷, 大田区萩中, 大田区西蒲田, 大田区蒲田, 大田区蒲田本町, 大田区新蒲田, 大田区仲六郷, 大田区西六郷, 大田区池上, 大田区東矢口, 大田区多摩川, 大田区矢口(矢口二丁目一番、十三番、十四番、二十七番及び二十八番並びに矢口三丁目一番、八番に属する区域に限る。)

東京26区

東京26区は目黒区全域及び大田区の東京4区に属さない地域。

大田区の東京4区に属さない地域とは、
大田区のサイトによると、下記の通り。

東京都第26区【第1~18、67~70投票区】

以下の特別出張所管内

嶺町、田園調布、鵜の木、久が原(池上三丁目を除く。)、雪谷、千束、矢口(矢口二丁目一番、十三番、十四番、二十七番及び二十八番並びに矢口三丁目一番、八番を除く。)

東京26区 詳細住所は

目黒区全域, 大田区石川町, 大田区北千束, 大田区南千束, 大田区上池台, 大田区東雪谷, 大田区南雪谷, 大田区雪谷大塚町, 大田区田園調布, 大田区田園調布本町, 大田区北嶺町, 大田区東嶺町, 大田区西嶺町, 大田区田園調布南, 大田区仲池上, 大田区千鳥, 大田区南久が原, 大田区久が原, 大田区鵜の木, 大田区下丸子, 大田区矢口(矢口二丁目一番、十三番、十四番、二十七番及び二十八番並びに矢口三丁目一番、八番に属する区域を除く。)

東京4区 東京26区 の小選挙区の候補予定者は?

 選挙区の詳細住所がわかったところで、各小選挙区の候補予定者は誰なのでしょうか?

 東京4区は、従来の東京4区から大きくは変わっていません。

 東京4区は自民党は現職・平将明さんがいます。次回総選挙区でも、東京4区から立候補予定であると発表されています。

 東京26区は新しい選挙区。

 目黒区も含む選挙区の現職である自民党の若宮健嗣さん、および、立憲民主党の手塚仁雄さんは、東京5区(世田谷区南部)から立候補予定と発表されたので、東京26区からは立候補しないこととなりました。

 東京26区の大田区部分も含む選挙区の現職である自民党の石原宏高さんは、東京3区(品川区と島しょ部)から立候補予定と発表されたので、東京26区からは立候補しないこととなりました。ちなみに、大田区上池台在住の現職である立憲民主党の松原仁さんはまだ態度を明らかにしていません。

 つまり、新しい東京26区では、政権与党である自民党・公明党の現職議員が不在。新しい候補者が擁立されることになります。

 日本維新の会でも、総務会長を務める 柳ヶ瀬裕文 参議院議員が東京26区(大田区)に居住しています。参議院比例選出ですので、議席を譲っての鞍替え出馬の可能性もあります。

 どういった候補者によって、東京26区の代表が選ばれるのか。私も、有権者の一人として興味を寄せて応援してまいります。

選挙コンサルティングは選挙ジャパン

https://www.senkyo-japan.com/

選挙ジャパンでは、議員経験もあり選挙法務に明るい行政書士が、勝てる選挙戦略を提案いたします。

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